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Call Girl
第2章 Call 2
「俺の愛人になってくれないか?」
「え?愛人?」
佳穂はそれを聞くと大変驚いてしまった。
コールガールの自分が愛人になれと言われたのだ。
尚も黒崎は話す。
「俺は正直、初めて会った時からお前の事が気にいっていた。もう他の男と寝てほしくない。だから俺の愛人になってくれ」
佳穂は驚いて何も返事が言えなかった。
尚も黒崎は話してくる。
「月に30万出す。それで俺の愛人になってくれないか?」
「30万も?」
「そうだ」
佳穂は考えていた。
今のコールガールの仕事の報酬と愛人としての報酬を。
正直な所、佳穂の場合コールガールの仕事の方が報酬は多かったのだ。
佳穂は黒崎の事を悪くは思っていなかった。
黒崎はこれ以上佳穂が他の男と寝てほしくなかったのだ。
まだ、セックスもしていないのにそう思っていた。
黒崎は尚も話始める。
「正直、毎回佳穂に会う為に5万を出すのはかなりキツイ。愛人になってくれれば俺が所有しているマンションにも部屋を借りてやれるし、俺の仕事も手伝ってもらいたい」
佳穂は考えていた。
黒崎の事は決して嫌いではない。