この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Call Girl
第2章  Call 2

でも、このまま愛人になってもいいのだろうか。
そう思っていたのだ。

佳穂が言う。

「黒崎さん、お気持ちはとても嬉しいです。でも、この件に関してはちょっと返事を待ってくれませんか」

「あぁ、分かった。返事はいつでもいいから…考えてくれ」
「分かりました」

それを聞くと黒崎は安心した様でコロナビールに口を付けた。
佳穂も一口飲んだ。

そうしているうちにオーダーした料理が運ばれてくる。
生春巻き、ガパオライス、トムヤンクン、などが並んだ。

ガパオライスはお店の人がスプーンを使ってカタカタと音を立ててかき混ぜてくれる。
その香りは食欲をそそるものだった。

佳穂は生春巻きを箸に取り、付けダレを付けて口に運んだ。
その生春巻きはパクチーの香りがしてとても美味しいものだった。

「美味しい…」
「旨いか?」

「ええ、とっても」

佳穂は微笑んでそう言った。
その姿を見ると黒崎はとても嬉しそうに笑うのだ。

黒崎は本当に佳穂の事を気に入っているようだった。
でも、佳穂の気持ちは複雑だったのだ。


/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ