この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Call Girl
第1章 Call 1
(2)デザイナー
高橋の年齢は37歳で建築デザイナーの仕事をしている。
もちろん結婚して子供も2人いた。
仕事柄建築デザイナーをしているだけあって、自宅は豪邸だった。
だが、夫婦の間は冷めきっていて家庭内別居状態だったのだ。
そんな高橋が佳穂を選んでもおかしくはなかった。
佳穂が高橋にこう言った。
「ちょっと化粧室にいってくるわ」
「あぁ、分かった」
そう言い残すと佳穂は化粧室に向かった。
高橋は相変わらずタバコをくゆらせている。
佳穂は化粧室で軽く化粧を直した。
ちょっと酔っぱらっている自分にこの時気づいたのだ。
これから仕事なのにこんなに酔ってどうするの。
そう、自分に言い聞かせている様だった。
佳穂は化粧を直すと高橋が座っているカウンターに行きスツールに座った。
そして、こう話した。
「さ、高橋さん、もう行きませんか」
「あぁ、そうだな…」
スツールから降りようとした時だった。
高橋がこう言ってきたのだ。
「今夜はホテルには行くのはやめよう」
「え?どうしてですか?」
高橋の年齢は37歳で建築デザイナーの仕事をしている。
もちろん結婚して子供も2人いた。
仕事柄建築デザイナーをしているだけあって、自宅は豪邸だった。
だが、夫婦の間は冷めきっていて家庭内別居状態だったのだ。
そんな高橋が佳穂を選んでもおかしくはなかった。
佳穂が高橋にこう言った。
「ちょっと化粧室にいってくるわ」
「あぁ、分かった」
そう言い残すと佳穂は化粧室に向かった。
高橋は相変わらずタバコをくゆらせている。
佳穂は化粧室で軽く化粧を直した。
ちょっと酔っぱらっている自分にこの時気づいたのだ。
これから仕事なのにこんなに酔ってどうするの。
そう、自分に言い聞かせている様だった。
佳穂は化粧を直すと高橋が座っているカウンターに行きスツールに座った。
そして、こう話した。
「さ、高橋さん、もう行きませんか」
「あぁ、そうだな…」
スツールから降りようとした時だった。
高橋がこう言ってきたのだ。
「今夜はホテルには行くのはやめよう」
「え?どうしてですか?」