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Call Girl
第3章 Call 3
伊藤が話始める。
「僕さ、株もやってるんだよね。かなり儲かってるんだよ」
「そうなんですね」
「あぁ、だから佳穂とも頻繁に会えるから」
「ありがとう」
佳穂はまた微笑んだ。
尚も伊藤は話す。
「今日は、食事だけでいいからね」
「でも、それでは悪いです」
「いや、まだ彼女に振られたショックが大きくてセックスの方はできそうにないから」
「そうなんですか」
「今日は、愉しく食べて、飲もうよ」
「はい、そうですね」
佳穂はそう言うと微笑んだ。
その微笑みを見ると伊藤は心から癒されると感じていた。