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Call Girl
第3章 Call 3
踊っている佳穂の身体を伊藤は何気なく抱きしめてきた。
音楽はちょっとスローな感じの曲に変わっていた。
佳穂は伊藤の首に両手を回した。
お互いの目が合った。
二人は引き寄せ合うように唇を重ねてゆく。
お酒が入って酔っているせいだろうか。
二人は舌と舌を絡ませてキスをしていた。
その姿を見ても周りの人は何も言ってこない。
二人は抱き合いながら額を合わせて身体を揺らしていた。
そんな二人をヒロミとエミは見ていた。
この夜、二人は朝まで六本木で踊っていたのである。