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Call Girl
第1章  Call 1

マンションの部屋のキーをバッグから出してドアを開けた。
すると、2匹の猫が出迎えてくれた。

「ただいま、猫ちゃん」

そう猫に話すとベッドルームへ行きベッドにバッグを置いた。
バッグからスマホを取り出すと電話を掛けた。

それは、クラブプリマヴェーラのオーナー、藤堂聡だった。
呼び出し音が鳴る。

「もしもし…」
「佳穂ですが、今仕事終わりました」

「お疲れ様。高橋さんから電話が来て、また佳穂ちゃんをお願いしたいって言われたよ」
「そうですか、分かりました」

「じゃ、ゆっくり休んで…」
「ありがとうございます」

こうして、この日は終わったのだった。



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