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Squall(スコール)〜ボクっ娘は雨に濡れて拾われる
第10章 雨女
二週間ほど前、雨の中を道端で倒れていた彼女は征也に拾われた。この屋敷に連れてきた彼は、スミカのずぶ濡れになった服や下着を洗濯してくれて着替えも貸してくれて食事も(宅配ピザの残りものだったが)提供してくれた。そして成り行きでセックスした。
その時のことを思い出すと、スミカは今でもからだの奥が甘くうずく。
彼は激しかった。そしてスミカは、そういうセックスが嫌いじゃない。というか、むしろ好きだった。それに。
だから、
「おまえが嫌なら無理強いはしない。セックス無しでもここに居ていい。どうしても我慢できなくなったら襲うかもしれんが。まあ、その時は俺を思い切り殴れ」
そう言った征也へ、
「嫌じゃない、です」
小さな声で否定してみせた。しかし彼には聞こえなかったようだ。
「食事だけでも頼む。それからな、実は俺は……」
勝手に話を進めていく。スミカが「ちょっと待ってください」と遮ったら、
「なんだ。料理もダメか?」
やっと彼の関心がスミカへと戻った。
「だから、嫌じゃないですって」
「なにがだ」
「それは、だから、エッチですよ」
「んん?」
その時のことを思い出すと、スミカは今でもからだの奥が甘くうずく。
彼は激しかった。そしてスミカは、そういうセックスが嫌いじゃない。というか、むしろ好きだった。それに。
だから、
「おまえが嫌なら無理強いはしない。セックス無しでもここに居ていい。どうしても我慢できなくなったら襲うかもしれんが。まあ、その時は俺を思い切り殴れ」
そう言った征也へ、
「嫌じゃない、です」
小さな声で否定してみせた。しかし彼には聞こえなかったようだ。
「食事だけでも頼む。それからな、実は俺は……」
勝手に話を進めていく。スミカが「ちょっと待ってください」と遮ったら、
「なんだ。料理もダメか?」
やっと彼の関心がスミカへと戻った。
「だから、嫌じゃないですって」
「なにがだ」
「それは、だから、エッチですよ」
「んん?」