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Squall(スコール)〜ボクっ娘は雨に濡れて拾われる
第10章 雨女
そうじゃなくて、もっとロマンチックにしてよ、と言いたいを我慢しつつ、お尻を上げ、ジーンズを脱がす彼に協力する。
「なあ」
「……なんですか」
「もっとこう、女らしい服は着ないのか」
「たとえば、どんな?」
「ブラウスとかスカートとかだよ」
「そんなの持ってないですもん」
答えたとたんに、また小さな舌打ちが聞こえた。脱がされてるジーンズはスミカの太ももから膝の上のあたりまで、ズルズルと引きずり下ろされたところだ。ボーイッシュなスミカの、若い女の子らしいすべすべした肌の白さが征也の目に飛び込んでくる。
……ボクなんて言ってるくせに、やっぱり女だな。たまらんわ。
「好きなんですか?」
「なにが」
「女の子らしい服ですよ。スカートとか」
「色気のかけらもないTシャツとダボダボのよれたジーンズよりはな」
よれよれのブルージーンズが足の先から抜かれ、女の生白い素足があらわになった。誘われるように、彼の手がほっそりした足首からふくらはぎまでを撫で上げる。青いペディキュアをを塗った爪先がビクッと反応した。
「うっ……だ、だったら、着てもいいですよ」
「なにをだ」
「なあ」
「……なんですか」
「もっとこう、女らしい服は着ないのか」
「たとえば、どんな?」
「ブラウスとかスカートとかだよ」
「そんなの持ってないですもん」
答えたとたんに、また小さな舌打ちが聞こえた。脱がされてるジーンズはスミカの太ももから膝の上のあたりまで、ズルズルと引きずり下ろされたところだ。ボーイッシュなスミカの、若い女の子らしいすべすべした肌の白さが征也の目に飛び込んでくる。
……ボクなんて言ってるくせに、やっぱり女だな。たまらんわ。
「好きなんですか?」
「なにが」
「女の子らしい服ですよ。スカートとか」
「色気のかけらもないTシャツとダボダボのよれたジーンズよりはな」
よれよれのブルージーンズが足の先から抜かれ、女の生白い素足があらわになった。誘われるように、彼の手がほっそりした足首からふくらはぎまでを撫で上げる。青いペディキュアをを塗った爪先がビクッと反応した。
「うっ……だ、だったら、着てもいいですよ」
「なにをだ」