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ex-girlfriend
第7章 元カノはもう居ない

子供の誕生日が過ぎた頃に、
急に彼女が、
「那須に行きたい」と言った。
両親が、
「あら。
だったら二人で行って来たら?
温泉もあるんでしょう?
お泊まりで行ってらっしゃい」と言ってくれて、
甘えることにした。
目的地は、あの彼女が設計した素敵な別荘で、
今回はアメリカに行っていたと言っていたご主人と二人で僕達を迎えてくれた。
庭はたくさんの薔薇や名前も判らないほどの花々が咲き乱れていて、
テラスでのんびりお茶を飲んで、
ご主人の変わった仕事の話を聞いたり、
彼女達は庭の花の話をしたりして楽しい時間を過ごした。
子供が居ない。
というか晩婚だったし、授からなかったというお二人は、
「次は絶対に三人で来て!」と言って、
庭の花をブーケのように束ねたヤツを待たされて家を後にした。
「温泉、スマホで検索してみようか?」と言うと、
「あそこに行きたい。
ほら、前に行ったラブホ。
何処だか判る?
同じお部屋、空いてないかな?」と彼女が言う。
それで、あのラブホに行ってみることにした。
急に彼女が、
「那須に行きたい」と言った。
両親が、
「あら。
だったら二人で行って来たら?
温泉もあるんでしょう?
お泊まりで行ってらっしゃい」と言ってくれて、
甘えることにした。
目的地は、あの彼女が設計した素敵な別荘で、
今回はアメリカに行っていたと言っていたご主人と二人で僕達を迎えてくれた。
庭はたくさんの薔薇や名前も判らないほどの花々が咲き乱れていて、
テラスでのんびりお茶を飲んで、
ご主人の変わった仕事の話を聞いたり、
彼女達は庭の花の話をしたりして楽しい時間を過ごした。
子供が居ない。
というか晩婚だったし、授からなかったというお二人は、
「次は絶対に三人で来て!」と言って、
庭の花をブーケのように束ねたヤツを待たされて家を後にした。
「温泉、スマホで検索してみようか?」と言うと、
「あそこに行きたい。
ほら、前に行ったラブホ。
何処だか判る?
同じお部屋、空いてないかな?」と彼女が言う。
それで、あのラブホに行ってみることにした。

