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ex-girlfriend
第7章 元カノはもう居ない

あのラブホはすぐに見つかったけど、
残念ながら入ることは出来なかった。
建て替えの為、休業中の看板があって、
足場やネットに囲われてしまっていた。
「そんなに古くはなかった感じなのにね」と彼女は呟くと、
車から降りてスタスタと歩いて行ってしまうから、
僕も慌てて車から降りて追い掛けた。
彼女は工事をしている人と何やら話をしてから戻って来ると、
「耐震性の建築基準の問題があって、
だったらってことで建て替えすることになったんですって」と言った。
「どうする?
折角だから何処かに泊まりたいな。
ここがダメなら、
ラブホじゃないトコが良いな」
彼女がそう言うから、
僕はスマホで良さげなトコを検索して、電話をしてみた。
ハイシーズンって訳ではない平日だったから、
二件目の宿にすんなり予約を入れられて、
ナビに入れて向かった。
残念ながら入ることは出来なかった。
建て替えの為、休業中の看板があって、
足場やネットに囲われてしまっていた。
「そんなに古くはなかった感じなのにね」と彼女は呟くと、
車から降りてスタスタと歩いて行ってしまうから、
僕も慌てて車から降りて追い掛けた。
彼女は工事をしている人と何やら話をしてから戻って来ると、
「耐震性の建築基準の問題があって、
だったらってことで建て替えすることになったんですって」と言った。
「どうする?
折角だから何処かに泊まりたいな。
ここがダメなら、
ラブホじゃないトコが良いな」
彼女がそう言うから、
僕はスマホで良さげなトコを検索して、電話をしてみた。
ハイシーズンって訳ではない平日だったから、
二件目の宿にすんなり予約を入れられて、
ナビに入れて向かった。

