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ex-girlfriend
第7章 元カノはもう居ない

「星野リゾートのは当日は無理だったけど…」と言いながら車を停めると、
「わあ!
なんて素敵なお宿!
凄く高いんじゃないかしら?」と彼女が言う。
「101の花火の時ほどじゃないよ。
結局、あのホテル、
いくらだったのか、美穂ちゃん、教えてくれなかったからな」
クスクス笑いながらフロントに向かう。
車のキーを渡しながらチェックインをしていると、
支配人みたいな人が出て来る。
「当日の予約でしたのに、
ありがとうございます」と、
彼女が優雅に会釈をしながら声を掛けると、
「小林様、いらっしゃいませ」と言いながら、
ポーターに目配せをして、
「どうぞごゆっくり」とお辞儀をして、
奥へ消えてしまう。
小さい声で、
「ちょっと格好がカジュアルだったかな?」と言うと、
「ううん。
とっても素敵よ?」と優しく笑ってくれるから、
ちょっとホッとして、部屋に向かう。
全室離れになっていて、
ちょっと歩いて部屋に到着すると、
ポーターがあれこれ説明をしてくれる。
部屋を出る時に、
「どうもありがとう」と笑って小さなポチ袋を渡す彼女を見て、
いつの間に用意してたんだろうと感心してしまった。
「わあ!
なんて素敵なお宿!
凄く高いんじゃないかしら?」と彼女が言う。
「101の花火の時ほどじゃないよ。
結局、あのホテル、
いくらだったのか、美穂ちゃん、教えてくれなかったからな」
クスクス笑いながらフロントに向かう。
車のキーを渡しながらチェックインをしていると、
支配人みたいな人が出て来る。
「当日の予約でしたのに、
ありがとうございます」と、
彼女が優雅に会釈をしながら声を掛けると、
「小林様、いらっしゃいませ」と言いながら、
ポーターに目配せをして、
「どうぞごゆっくり」とお辞儀をして、
奥へ消えてしまう。
小さい声で、
「ちょっと格好がカジュアルだったかな?」と言うと、
「ううん。
とっても素敵よ?」と優しく笑ってくれるから、
ちょっとホッとして、部屋に向かう。
全室離れになっていて、
ちょっと歩いて部屋に到着すると、
ポーターがあれこれ説明をしてくれる。
部屋を出る時に、
「どうもありがとう」と笑って小さなポチ袋を渡す彼女を見て、
いつの間に用意してたんだろうと感心してしまった。

