この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ex-girlfriend
第7章 元カノはもう居ない
食事を終えると彼女が内線で連絡して、
食器などを下げて貰うようにしてくれる。

僕はぼんやりした顔で、仲居さんと楽しそうに話をする彼女を眺めている。

食器のことやら、食材のこと、料理のことを、
あれこれ話す彼女は、
心の底から感心したり笑ったりしている。

そんな彼女を観ているだけで幸せな気持ちになってしまう。



ハッと我に帰ると、

「大丈夫?
酔っちゃった?」と、僕の前髪にそっと触れながら微笑む彼女が目の前に居た。


僕は彼女を引き寄せるようにして膝に乗せて抱き締めると、

「大丈夫だよ。
なんか、幸せだなって思ったら、
ぼんやりしちゃったよ」と言って、
額にキスをすると、


「歯磨きしてから、
一休みして、温泉かしら?
少しアルコール抜けないと、
危ないものね?」と言って笑った。


ゆっくり立ち上がって、
洗面台で並んで歯磨きをする。

彼女の歯磨きはいつも長いけど、
今日は負けないくらいのんびり歯磨きをしてみると、
アルコールが抜けていくような気がした。


うがいをして、
彼女の手を引いて、
寝室に連れて行く。


ベッドに二人、腰掛けてからゆっくりと深いキスをする。

酸欠になって少し苦しくなると、
彼女は喘ぐようにして僕を少し強く抱き締めてくれる。

それが合図のように、
僕はゆっくり彼女の上に重なって、
もっと彼女を貪るようなキスをした。
/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ