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ex-girlfriend
第1章 僕の誕生日

腑抜けのようになった僕は、
うっかり彼女の上で弛緩した状態になってしまっていた。
「あっ。
ごめん。
重かったね?」と言って、
体制を整えて、
シャワーで軽く流してから、
バスタブに二人で浸かる。
スイッチを入れると、
ゴボゴボとジェットバスになって、
彼女がフワリと水圧で流されそうになるから、
慌てて抱き締める。
もう一つ、スイッチを押すと、
上のライトが消えて、
バスタブの中が虹色に光る。
「なんか…。
賑やかね?」と彼女が笑うので、
僕も可笑しくなってしまう。
「オシッコ、呑むと、
興奮するの?
私にもそうして欲しい?」と真顔で言われて、
「んー。
どうかな?
考えたこともないけど、
オシッコも、潮も、それに蜜も唾液も、
全部飲み干したいくらい、
好きなんだよね」
「えっ?
飲むのが好きなの?」
「違うよ。
何よりも、
誰よりも、
君が好きなんだよ」
「名前で呼んで?」
「えっ?」
「君なんて…。
誰か他のヒトのことみたい」
「佐藤さん…」
「馬鹿。
なんで、苗字で呼ぶの?」
「美穂ちゃん」
「ちゃん付けなんて、
なんか、コドモっぽいな」
「良いじゃん。
小さくて、可愛いんだし、
美穂ちゃんで…」
「小林くん…」
「えっ?
なんでそこで、苗字で呼ぶかな?」
「だって、苗字以外で呼んだこと、ないもん」
「そっか。
まあ、良いけどさ。
湯あたりしない?
ベッドに戻ろうか?」と言うと、
紅い顔がもっと紅くなるみたいだった。
バスタオルで拭いてあげて、
水をいそいそと運んであげると、
「フタ、開かない」って言うから、
「あざといヤツだな?」と笑いながら開けてあげて、
一口飲んでから、
キスして飲ませてあげると、
クスクス笑って溢しながら、
「馬鹿」って囁いた。
うっかり彼女の上で弛緩した状態になってしまっていた。
「あっ。
ごめん。
重かったね?」と言って、
体制を整えて、
シャワーで軽く流してから、
バスタブに二人で浸かる。
スイッチを入れると、
ゴボゴボとジェットバスになって、
彼女がフワリと水圧で流されそうになるから、
慌てて抱き締める。
もう一つ、スイッチを押すと、
上のライトが消えて、
バスタブの中が虹色に光る。
「なんか…。
賑やかね?」と彼女が笑うので、
僕も可笑しくなってしまう。
「オシッコ、呑むと、
興奮するの?
私にもそうして欲しい?」と真顔で言われて、
「んー。
どうかな?
考えたこともないけど、
オシッコも、潮も、それに蜜も唾液も、
全部飲み干したいくらい、
好きなんだよね」
「えっ?
飲むのが好きなの?」
「違うよ。
何よりも、
誰よりも、
君が好きなんだよ」
「名前で呼んで?」
「えっ?」
「君なんて…。
誰か他のヒトのことみたい」
「佐藤さん…」
「馬鹿。
なんで、苗字で呼ぶの?」
「美穂ちゃん」
「ちゃん付けなんて、
なんか、コドモっぽいな」
「良いじゃん。
小さくて、可愛いんだし、
美穂ちゃんで…」
「小林くん…」
「えっ?
なんでそこで、苗字で呼ぶかな?」
「だって、苗字以外で呼んだこと、ないもん」
「そっか。
まあ、良いけどさ。
湯あたりしない?
ベッドに戻ろうか?」と言うと、
紅い顔がもっと紅くなるみたいだった。
バスタオルで拭いてあげて、
水をいそいそと運んであげると、
「フタ、開かない」って言うから、
「あざといヤツだな?」と笑いながら開けてあげて、
一口飲んでから、
キスして飲ませてあげると、
クスクス笑って溢しながら、
「馬鹿」って囁いた。

