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ex-girlfriend
第3章 僕の結婚
「頭が痛い」と言ってベッドに潜り込んでいる妻を横目に、
自分でコーヒーを淹れてトーストを焼いて食べてから家を出る。

早い時間に出社して仕事をする。

昼も夜も外食になって、
残業したり接待したりで深夜に帰宅すると、
妻は勿論、自分のベッドの中で眠っている。


キッチンにある大きな冷蔵庫を開けてみるけど、
自分で買って入れたミネラルウォーターやスポーツドリンク、
それにマーガリンの箱しか入ってない。

調味料もひとつもない。


流しを見ると、
朝、自分で洗って伏せておいた皿とカップがそのまま置いたままになってる。


妻は何を食べてるのかな?
料理、してないよな?
外食なのかな?


今日も会話をしなかった。


そう思いながら、
寝ている妻の背中あたりに、

「おやすみ」と声を掛けてベッドに横になるような毎日だった。



そんな中、
ふと、アカウントだけ作ってみたSNSで、
彼女の名前を検索してみた。

旧姓しか知らないから、
引っ掛からないかなと思いながら。


最初は全然、見つからなかった。


それで、高校の時の同級生とかから攻めてみて、
仲が良かった女子がコメントをつけているのからなんとか見つけ出した。


アカウント名は、
いつか一度だけ聴いたことのある彼女の洗礼名になっていた。


こりゃ、単純な検索では見つからないなと、
自分を褒めながら、
変にいいねとかを付けたりしないで、
こっそり彼女のページを観るようになった。


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