この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ex-girlfriend
第4章 彼女の結婚

「結局、その時は成功ならずだったもんな。
いや。
本当に不甲斐なくて、
家に帰って泣いたよ」と言うと、
美穂ちゃんも笑った。
「絶対に次は頑張るって、
復習と予習したからな」
「私は…次に会うの、
怖かったな」
「えっ?
知らなかった。
ごめん」
「痛いだろうってことは、
指で触れられたりした時も痛かったから想像ついてたし…」
「それなのに、帰省しているうちにって思って、
三日後に張り切って美穂ちゃんの家まで迎えに行ったからな。
ちゃんと頑張ったつもりだったけど、
痛かったよね?
泣いてたし、
血は出てたし。
でも、気持ち良かったのと、
嬉しかったから、止められなかった」
「そりゃ、痛かったよ。
逃れたくて上に行こうとするのを抑え込まれたからね?」
そう言って少し顔を顰める彼女も可愛い。
「その後、会う度にセックスするようになったでしょ?
私、これがちょっと…」
「えっ?」
「身体が目的なのかと思ったこともあって…」
「いや、そんなことなかったよ?
京都に帰っちゃうと、会えないし、
出来ないし、
他のオトコに取られそうで怖かったし」
「私も怖かった。
だって、外に出すからって言ってコンドーム使わない時もあったでしょう?
赤ちゃん、出来たらどうしようって、
次の生理までドキドキしてたのよ?
それと、違う怖さもあった。
痛さが遠のいていって、
気持ち良いってことに自分が支配されていくのが怖かったな。
だから、京都に戻ることで、
少し冷静に考えられるのは良いことかもって思ってた。
でも、フェラは苦手だった。
だって、苦くて不味いんだもん」
「ごめん。
なんか、自分のモノにしてる感もあってさ。
嫌だったら、言ってくれれば良かったのに。
あ、美穂ちゃん、優しいから、
嫌だなんて言えなかったよね。
本当にごめん」
「今は平気。
むしろ、愛おしくて好きだよ?」とニッコリしてくれて、
ホッとした。
いや。
本当に不甲斐なくて、
家に帰って泣いたよ」と言うと、
美穂ちゃんも笑った。
「絶対に次は頑張るって、
復習と予習したからな」
「私は…次に会うの、
怖かったな」
「えっ?
知らなかった。
ごめん」
「痛いだろうってことは、
指で触れられたりした時も痛かったから想像ついてたし…」
「それなのに、帰省しているうちにって思って、
三日後に張り切って美穂ちゃんの家まで迎えに行ったからな。
ちゃんと頑張ったつもりだったけど、
痛かったよね?
泣いてたし、
血は出てたし。
でも、気持ち良かったのと、
嬉しかったから、止められなかった」
「そりゃ、痛かったよ。
逃れたくて上に行こうとするのを抑え込まれたからね?」
そう言って少し顔を顰める彼女も可愛い。
「その後、会う度にセックスするようになったでしょ?
私、これがちょっと…」
「えっ?」
「身体が目的なのかと思ったこともあって…」
「いや、そんなことなかったよ?
京都に帰っちゃうと、会えないし、
出来ないし、
他のオトコに取られそうで怖かったし」
「私も怖かった。
だって、外に出すからって言ってコンドーム使わない時もあったでしょう?
赤ちゃん、出来たらどうしようって、
次の生理までドキドキしてたのよ?
それと、違う怖さもあった。
痛さが遠のいていって、
気持ち良いってことに自分が支配されていくのが怖かったな。
だから、京都に戻ることで、
少し冷静に考えられるのは良いことかもって思ってた。
でも、フェラは苦手だった。
だって、苦くて不味いんだもん」
「ごめん。
なんか、自分のモノにしてる感もあってさ。
嫌だったら、言ってくれれば良かったのに。
あ、美穂ちゃん、優しいから、
嫌だなんて言えなかったよね。
本当にごめん」
「今は平気。
むしろ、愛おしくて好きだよ?」とニッコリしてくれて、
ホッとした。

