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ex-girlfriend
第5章 消えた彼女

彼女に連絡がつかないまま、
秋は深まっていって、
冬になってしまった。
そんな中、
別れた妻と話をする機会も持てた。
何故か、再婚する前に話をしたいと言っているからと、
別れた妻の母親から連絡が来た。
上手くいかなかったのは、
僕自身の無関心さも原因だろうと思っていたから、
話ってなんだろうと思いながら行って、
ちょっと驚いてしまった。
彼女の再婚相手が、
女性だったから。
僕のことが嫌だった訳ではなくて、
僕がオトコだからそういう対象にならなかった。
それと、潔癖症が酷くて、
誰かと一緒に過ごすことも辛かった。
でも、結婚しろっていう親からのプレッシャーが強くて、
一番、自分に興味がなさそうに見えた僕と結婚した。
ところが、やっぱり他人と、
しかもオトコと住むのが辛すぎて、
多分あの頃は、心がおかしくなってたと思う。
今はカミングアウトして、
前から好きだった彼女と一緒になると親に言えて、
そしたら、心も楽になれた。
久々に会った元妻は、
別人のように饒舌だった。
そして、
自分が再婚する前に、
僕に謝りたかったと、
僕の目を見て言われて、
こっちの方が謝りたくなってしまった。
秋は深まっていって、
冬になってしまった。
そんな中、
別れた妻と話をする機会も持てた。
何故か、再婚する前に話をしたいと言っているからと、
別れた妻の母親から連絡が来た。
上手くいかなかったのは、
僕自身の無関心さも原因だろうと思っていたから、
話ってなんだろうと思いながら行って、
ちょっと驚いてしまった。
彼女の再婚相手が、
女性だったから。
僕のことが嫌だった訳ではなくて、
僕がオトコだからそういう対象にならなかった。
それと、潔癖症が酷くて、
誰かと一緒に過ごすことも辛かった。
でも、結婚しろっていう親からのプレッシャーが強くて、
一番、自分に興味がなさそうに見えた僕と結婚した。
ところが、やっぱり他人と、
しかもオトコと住むのが辛すぎて、
多分あの頃は、心がおかしくなってたと思う。
今はカミングアウトして、
前から好きだった彼女と一緒になると親に言えて、
そしたら、心も楽になれた。
久々に会った元妻は、
別人のように饒舌だった。
そして、
自分が再婚する前に、
僕に謝りたかったと、
僕の目を見て言われて、
こっちの方が謝りたくなってしまった。

