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ex-girlfriend
第5章 消えた彼女

暖冬で始まった冬は、急に大寒波がやってきて、
日本中が凍りつくような師走になった。
寒がりな彼女は、
冬になると途端に外に出たくないと言って、
家の中でのんびり過ごすのが好きだったのを思い出して、
風邪やインフルエンザに罹ってないかなと心配したり、
彼女が淹れてくれる温かい紅茶をのんびり飲みながらアップルパイとか食べれたらどんなに幸せだろうと考えたりした。
そんなある夜、
彼女のSNSをチェックしがてら、
メッセージを送ろうとして、
『ログイン中』の緑のアイコンがついていて、
手が震えて携帯を落としてしまった。
慌てて拾いあげて、
SNSの電話を掛けてみたけど、
一度繋がったような感じがしたけど、
切れてしまった。
僕は躊躇なく、
彼女の携帯の番号を押したけど、
相変わらず電話は繋がらない。
とガッカリしていたら、
メッセンジャーに前と違う電話番号が届いた。
変な番号だったけど、
僕は何も考えず電話をした。
ここで逃したら、
一生繋がらない気がした。
緊張で、喉がひりつくような感じがしてしまって、
心臓もバクバクして、
喉から心臓が飛び出てしまいそうになる。
永遠のような気がしたけど、
たった2回のコールの後、
彼女の柔らかくて優しい声がした。
日本中が凍りつくような師走になった。
寒がりな彼女は、
冬になると途端に外に出たくないと言って、
家の中でのんびり過ごすのが好きだったのを思い出して、
風邪やインフルエンザに罹ってないかなと心配したり、
彼女が淹れてくれる温かい紅茶をのんびり飲みながらアップルパイとか食べれたらどんなに幸せだろうと考えたりした。
そんなある夜、
彼女のSNSをチェックしがてら、
メッセージを送ろうとして、
『ログイン中』の緑のアイコンがついていて、
手が震えて携帯を落としてしまった。
慌てて拾いあげて、
SNSの電話を掛けてみたけど、
一度繋がったような感じがしたけど、
切れてしまった。
僕は躊躇なく、
彼女の携帯の番号を押したけど、
相変わらず電話は繋がらない。
とガッカリしていたら、
メッセンジャーに前と違う電話番号が届いた。
変な番号だったけど、
僕は何も考えず電話をした。
ここで逃したら、
一生繋がらない気がした。
緊張で、喉がひりつくような感じがしてしまって、
心臓もバクバクして、
喉から心臓が飛び出てしまいそうになる。
永遠のような気がしたけど、
たった2回のコールの後、
彼女の柔らかくて優しい声がした。

