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ex-girlfriend
第5章 消えた彼女

彼女から送られたホテルの住所を確認して、
すぐに飛行機を予約した。
ミリオンは、実家の母親に頼むことにした。
差し迫った仕事も年末に向かう前にキリよく終わっていた。
何日滞在するかも判らないけど、
取り敢えず彼女に渡そうと思って用意してたブレスレットを持って、
翌日の午後には台北に着いて、
そのまま、高鐵で彼女が滞在している台南に向かった。
高鐵の駅は郊外だったから、
時間ももどかしくてタクシーで言われていたホテルに向かった。
台南駅の静かな側の五つ星のホテルで、
ここに連泊って、凄いなと思いながらひとまずチェックインして荷物を部屋に置いてから電話を掛けてみた。
すぐに電話が繋がって、
「着いたよ?」と言うと、
「えっ?
何処に?」と彼女が言うので、
「ホテルに着いたよ」と答えると、
「わ。
本当に飛んできてくれたのね?
一階のラウンジで待ってて?
まだ、外に居るけど、
10分位で戻れるから!」と嬉しそうな声で言ってくれた。
「慌てなくて良いからね?」と言うと、
電話越しに台湾の言葉が聴こえて電話が切れてしまった。
僕はジャケットを着て、
ポケットにブレスレットの箱を入れてから、
ラウンジに降りていった。
ああ。
もうすぐ彼女に会える。
すぐに飛行機を予約した。
ミリオンは、実家の母親に頼むことにした。
差し迫った仕事も年末に向かう前にキリよく終わっていた。
何日滞在するかも判らないけど、
取り敢えず彼女に渡そうと思って用意してたブレスレットを持って、
翌日の午後には台北に着いて、
そのまま、高鐵で彼女が滞在している台南に向かった。
高鐵の駅は郊外だったから、
時間ももどかしくてタクシーで言われていたホテルに向かった。
台南駅の静かな側の五つ星のホテルで、
ここに連泊って、凄いなと思いながらひとまずチェックインして荷物を部屋に置いてから電話を掛けてみた。
すぐに電話が繋がって、
「着いたよ?」と言うと、
「えっ?
何処に?」と彼女が言うので、
「ホテルに着いたよ」と答えると、
「わ。
本当に飛んできてくれたのね?
一階のラウンジで待ってて?
まだ、外に居るけど、
10分位で戻れるから!」と嬉しそうな声で言ってくれた。
「慌てなくて良いからね?」と言うと、
電話越しに台湾の言葉が聴こえて電話が切れてしまった。
僕はジャケットを着て、
ポケットにブレスレットの箱を入れてから、
ラウンジに降りていった。
ああ。
もうすぐ彼女に会える。

