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ex-girlfriend
第6章 彼女との結婚〜家族になる
「ねっ?
ここの豆花、絶品でしょ?」


そう言って満面の笑みを浮かべる彼女は、
本当に美味しそうで、幸せそうな顔をして頬ばる。

僕も頷きながら食べるけど、
他と比べることも出来ないから、
美味しいけど、絶品かどうかはどうも判らなかった。



「台北にもね。
ここの姉妹店っぽいお店が出来たみたいだから、
日本に帰る前に寄りたいの」


お店のおばあちゃんとも普通に話しながら、
楽しそうにしていて、
合間に挨拶されたけど、
北京語ではないから良く解らなくて、

「何て言ったるの?」と訊くと、


「ハンサムな旦那様だねって…」と言われて、

「どーしゃー」と言うと、
みんなにケラケラと笑われてしまって、
頭を掻くとまた笑われた。


その後、見晴らしの良い、戦争の跡のような処に行ったり、
古い街並みや、
普通にヒトが住んでいる狭い路地を手を繋いでのんびり歩いた。


野菜のリスやら大きなトカゲが居て、
その度にビックリしてると、
彼女は楽しそうにクスクス笑う。


思ったより豆花がお腹にズッシリきちゃって、
一度ホテルに戻ってから、
何処かに夕食に行くことにした。


彼女が携帯で車を呼んでくれたけど、
普通の乗用車でビックリしてしまう。


「ああ。
Uber使ったから」と言うけど、
普段も知らないヒトの車に乗るのかと心配すると、

「あら。
だって、タクシーも知らないヒトの車よ?
だったら、自分のバイクが一番安全じゃないかな?」と言いくるめられそうになって、
やれやれ。
敵わないなと思ったりした。
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