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ex-girlfriend
第6章 彼女との結婚〜家族になる

流石に連泊は…と思っていたら、
彼女も同じ気持ちだったらしくて、
翌日、台北の定宿にしているという小ぢんまりとしたホテルに移動した。
中山駅に程近い小さなホテル。
「昔はラブホだったんですって」と彼女が言うけど、
明るくて開放的な雰囲気で、
スタッフはみんな、若くてニコニコしたイケメンくんや可愛い女の子ばかりだった。
日本語が話せるコは少なかったけど、
英語はみんな大丈夫らしく、
外壁や内装や壁の絵は、
台湾人の画家が描いていると説明してくれた。
「五つ星のホテルは、洗濯機がないから不便なのよね。
下着とか、ホテルのお洗濯に出せないじゃない?」と笑いながら、
台湾でお馴染みのシマシマのナイロンみたいなトートバッグに洗濯物をまとめて、
階下の食事するスペースの奥にある洗濯機で手慣れた様子で洗濯をする。
そして、手前のテーブルが並んでいる処のマシンでコーヒーを淹れてくれて、
自分は白湯を飲みながら、
これからのことをあれこれ話をした。
日本に帰る前に、
近郊の茶園でお茶を買いたいことや、
美味しいパン屋さんのことなんかを楽しそうに話す彼女は、
本当に愛らしい。
終わった洗濯物を袋に回収して部屋に戻って、
僕が干してあげると、
「甘やかすのね?」と笑う。
そして、パソコンを出して、
「帰りの飛行機を予約しちゃいましょうか?
オープンチケットにしてる?
それとも、便の変更になるのかな?」とテキパキとしてくれるのをぼんやり観てしまう。
どんな彼女も、やっぱり最高に素敵だと思って、
思わず引き寄せるように抱き締めてキスをした。
彼女も同じ気持ちだったらしくて、
翌日、台北の定宿にしているという小ぢんまりとしたホテルに移動した。
中山駅に程近い小さなホテル。
「昔はラブホだったんですって」と彼女が言うけど、
明るくて開放的な雰囲気で、
スタッフはみんな、若くてニコニコしたイケメンくんや可愛い女の子ばかりだった。
日本語が話せるコは少なかったけど、
英語はみんな大丈夫らしく、
外壁や内装や壁の絵は、
台湾人の画家が描いていると説明してくれた。
「五つ星のホテルは、洗濯機がないから不便なのよね。
下着とか、ホテルのお洗濯に出せないじゃない?」と笑いながら、
台湾でお馴染みのシマシマのナイロンみたいなトートバッグに洗濯物をまとめて、
階下の食事するスペースの奥にある洗濯機で手慣れた様子で洗濯をする。
そして、手前のテーブルが並んでいる処のマシンでコーヒーを淹れてくれて、
自分は白湯を飲みながら、
これからのことをあれこれ話をした。
日本に帰る前に、
近郊の茶園でお茶を買いたいことや、
美味しいパン屋さんのことなんかを楽しそうに話す彼女は、
本当に愛らしい。
終わった洗濯物を袋に回収して部屋に戻って、
僕が干してあげると、
「甘やかすのね?」と笑う。
そして、パソコンを出して、
「帰りの飛行機を予約しちゃいましょうか?
オープンチケットにしてる?
それとも、便の変更になるのかな?」とテキパキとしてくれるのをぼんやり観てしまう。
どんな彼女も、やっぱり最高に素敵だと思って、
思わず引き寄せるように抱き締めてキスをした。

