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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第8章 バレンタインナイト……*

「これ位の振動じゃさ、
本体を押し当てて使うには
パワーがさ物足りない感じだよね?
まぁ、この形状だから…
正しい使用方法は、ここに突起を
合わせる感じなんだろうけど…」

この穴の窪みにハマりそうな
突起は乳首かクリトリス位だろうから
随分と使用がピンポイントなオモチャだけど

舌の様なシリコンの突起が
バイブレーションに合わせて
ブルブルと上下する

人の舌と言うにはサイズ感が小さいし
舌と言うにはあまりにも薄くて
どちらかと言うと猫の舌みたいだな

その窪みにののかの
乳首の部分が入る様にして
位置を合わせてみるが

小さくピクッと身体を跳ねさせるが
感じ易い身体をしているののかが

ん?と言いたげな顔をしていて

「微妙って顔だな、その顔は」

「んー?やんわりした刺激…」

スイッチを押すと
振動の強さが増して
更に押して行くと
連続した振動から
間欠的な振動に切り替わる

「…んっ、…ふぁ…」

随分とらしくない控え目な声だな

更に切り替えて行けば
リズムの断続的で
それでいて振動の強さにも
変動のあるリズムになって

弱い振動から強い振動
それからかなり強い振動に切り替わると

「んっ、、んっ、んっ、
んーんぅ、ぁあぁあはあんッ」

自分の手にそのリズムと
振動の強さは伝わっているので
その振動のリズムにののかの
声がピッタリと重なっていて
一種の感動みたいな物を感じてしまって居て

「これは、気持ち良さそうだけどさ。
だけど、焦れてそうだけど?違う?
物足りない刺激だとでも
言いたげな…、顔と声だよ。
こっちよりも、下に使う方が
気持ち良くなれるんじゃないの?」

そう言いながらも
そっちに当てるんだと思ったそれを
ののかの足の間に入れて来て
その部分がクリトリスじゃなくて
小陰唇の辺りに当たる様に押し付けられて

「はぁあ、んんっ、
やぁん、ぁあああぁん」

その声のリズムが
振動のリズムに重なって響いて

「ここに使うのも、ワンチャンありか…」

「なら、こっちは?使えそう?」

そう言って膣口に
グイとそれを押し当てられると
その部分が当たってどうこうではなくて
本体の振動が膣から子宮へと響いて来て

思わず オモチャを持っている
透真の腕ごと太ももでギュっと
挟み込んでしまっていた



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