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第8章 バレンタインナイト……＊

「んはぁん、ぁあぁん、ぁあっ、あん」

そのまま上下にスライドされて
クリトリスの焦らされた部分に
その振動している舌型の突起が触れて
ビクッとののかの身体が跳ねる

そのままグリグリとそこに押し付けて
動かされると
その突起の先端がクリトリスを刺激して

「ひゃあぁん、
ぁあ、んんっ、…ぁあは、ぁ」

それまでとは比べ物にならない様な
反応を示して来たのは良いんだけど

「あっ、あっ、んんっ、ぁあああん、は、ぁ」

その喘ぎが一定のリズムを刻むが
振動の最高値に合わせて
その喘ぎも大きくはなるにはなるけど

透真がある事に気が付いて

荒い呼吸をして
頭を左右に振っているののかに
ある事を尋ねて来た

「これさ、ちょっと、時間が
足りないんじゃないの？ののかがさ、
イク手前で、強いパターン終わってない？」

「はぁあん、ぁっ、
あっ、んんんっ、透真ぁ、これっ、
ダメッ、さっきから、ずっと、
んんっ、イケそうで…、イケな…いのっ」

一気に強い振動で
昇らされて昇りつめる手前で
ふっとそれを止められる

寸止め…プレイ…できるのか

「けどさ、ののかがこれを選んだんでしょ？
もっと、これにイキそうでイケなくて
焦らされてればいいんじゃないの？
それに焦らされてる内に、
ドンドン下から溢れて来てるし。
ののかの、えっちな声もさ
大きくなって来てるけど？」

焦らされて焦らされてしてる内に
ドンドンと感じ易くなって

更にそうなる手前で焦らされて

ガクガクとののかが
身体を震わせて
大きく背中を反らして

それを更に繰り返す内に

焦らされに焦らされた分の

「ぁあ、んっ、はぁあぁああぁんンっ、
ああっ、んんっ、あぁああぁああんっ」

びくんびくんと身体を痙攣させる程の

深い絶頂に包まれている様で

一度こうなってしまったら恐らくは

グイっと腰を引かせようとするのを
逃がさない様にしてこっちの手で
オモチャをそこに強く押し当てると

「あぁっ、ぁあぁああんッ
やぁ、んん、ダメッ、ぁあぁあああんっ」

その振動のワンクール毎に

ののかは達してしまうようで

その状態から逃れたいのか
手錠で繋がれた腕でグイグイと
俺の手を押しのけようとして来ては