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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第10章 3月11日の話
隣に居るののかがうずうず
しているのは透真の目にも
見て取れたので
「撫でてみたいと、
思ってるんじゃないの?
あの小さいのが、可愛いって
ののかは、気になってるんじゃない?」
「…っ、何でっわかっちゃうの?」
顔に出てるからとは言えないが
グイっとののかに
引っ張られてショーが済んだ後の
ステージ前まで引っ張られて行って
『手乗せされますか?ナデナデされますか?』
「私は、撫でるだけでいいです。
こちらに鷹を乗せたいです!」
『あ、でしたら、200円になります』
「安ッ」
「うん、思ってたより安かった。
200円なら、私も乗せたいです」
『どちらの子になさいますか?』
ショーに登場した鳥をスタッフの人が
こちらに向けて見せて来て
「彼にはハリスホークを、
私にはコノハズクちゃんを。
これでお願いしますッ」
そう言いながらののかが
500円を支払って
おつりの100円を受け取ると
皮で出来た手袋をはめて貰って
腕の角度を指導して貰うと
スタッフの人が腕にコノハズクを乗せてくれる
「透真ぁああっ!
見てみてッ、見てぇえっ。
凄いよッ、小っちゃいよ?可愛いっ」
後 ハリスホークを腕に乗せた
透真は…カッコ良かった
私の旦那さん
猛禽類 似合い過ぎるッ
性格がこんな感じだから
忘れちゃうんだけど
私の旦那さんイケメンだった…顔は
この画像…お値段以上の価値ある…
ギュッとののかが
スマートフォンを抱きしめて居て
さっきのショーの余韻に浸っている様だった
無料のバードショーと
200円での鳥との写真で
満足して貰えば俺も満足だけど
「バードショー、前に
神戸の動物王国でも見た事あるけど
ここのショーも面白かったね」
「結構、観客のギリギリだったもんな。
近く通るから、迫力あったしな」
そんな話をしながら園内を歩いて居ると
バードショーのステージから
少し歩いた場所に
ふれあい広場と書かれたエリアがあり
柵とフェンスとゲートで区切られた
そのエリアでは中に居る動物に
エサをやったり触ったり出来る様だった
「寄って行く?」
「うん、そうだね。まだ時間あるし」
しているのは透真の目にも
見て取れたので
「撫でてみたいと、
思ってるんじゃないの?
あの小さいのが、可愛いって
ののかは、気になってるんじゃない?」
「…っ、何でっわかっちゃうの?」
顔に出てるからとは言えないが
グイっとののかに
引っ張られてショーが済んだ後の
ステージ前まで引っ張られて行って
『手乗せされますか?ナデナデされますか?』
「私は、撫でるだけでいいです。
こちらに鷹を乗せたいです!」
『あ、でしたら、200円になります』
「安ッ」
「うん、思ってたより安かった。
200円なら、私も乗せたいです」
『どちらの子になさいますか?』
ショーに登場した鳥をスタッフの人が
こちらに向けて見せて来て
「彼にはハリスホークを、
私にはコノハズクちゃんを。
これでお願いしますッ」
そう言いながらののかが
500円を支払って
おつりの100円を受け取ると
皮で出来た手袋をはめて貰って
腕の角度を指導して貰うと
スタッフの人が腕にコノハズクを乗せてくれる
「透真ぁああっ!
見てみてッ、見てぇえっ。
凄いよッ、小っちゃいよ?可愛いっ」
後 ハリスホークを腕に乗せた
透真は…カッコ良かった
私の旦那さん
猛禽類 似合い過ぎるッ
性格がこんな感じだから
忘れちゃうんだけど
私の旦那さんイケメンだった…顔は
この画像…お値段以上の価値ある…
ギュッとののかが
スマートフォンを抱きしめて居て
さっきのショーの余韻に浸っている様だった
無料のバードショーと
200円での鳥との写真で
満足して貰えば俺も満足だけど
「バードショー、前に
神戸の動物王国でも見た事あるけど
ここのショーも面白かったね」
「結構、観客のギリギリだったもんな。
近く通るから、迫力あったしな」
そんな話をしながら園内を歩いて居ると
バードショーのステージから
少し歩いた場所に
ふれあい広場と書かれたエリアがあり
柵とフェンスとゲートで区切られた
そのエリアでは中に居る動物に
エサをやったり触ったり出来る様だった
「寄って行く?」
「うん、そうだね。まだ時間あるし」