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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第10章 3月11日の話
ジッとこっちを見てる
透真と目が合ってしまって
「確か、ののかはさぁ
しらすは…あまり、好きじゃなくなかった?」
「うん、好きじゃないよ?」
「そうだったよな、確か。食べる?」
「そうだね、頂きます」
手を合わせて 食べ始めると
「あれ?んんっ?」
「どうかしたの?ののか」
「大変!!大変な事が起きてるっ」
そう大きな声でののかが言って来て
「この刺身の中で、
アジが一番美味しいのですが?」
「何を言ってるの?アジは
ののかが苦手な、青魚でしょ?」
「アジは嫌いだよ!
でも、このアジ美味しいんだよ。
騙されたと思って、アジを
食べてみてっ美味しいから!」
普段から青魚が全般的に苦手で
特に生が一番ダメだと
普段から 豪語して置いて
ここに来て アジが美味いと言って来るし
「騙されたと思ってっ、いいから!」
「分かった。食べるから。
食べればいいんでしょ?食べれば」
透真がアジの刺身を食べるのを
じっとののかが見ていて
「ん?何これ?これ、アジ?」
「アジだよ?見て分からないの?」
「いや、これ、アジなの?
ののか、これ、どこで買って来たの?」
「え?真ん中の入口から入って
右にあった、お店だけど?
お刺身の単品とかもあったよ?」
そのまま透真が
単品のアジの刺身を捌いて貰って
買って戻って来たから
「ね?美味しかったでしょ?アジ」
「うん、マジでアジヤバいわッ。
やっぱ、漁港の側だと
鮮度も違うんだな、アジがここまで
美味いと思ったの俺、初めてだし」
「だよね、だってアジ苦手だもん。
でも、この味は美味しいアジだって
分かるよ。全然違うから」
昼食を済ませてそこの漁港を出て
移動の車内で美味しかったと
何度もののかが言って居たから
そのののかのテンションの
上がり具合を見ていると
口コミでここを選んで良かったなと
透真は運転をしながら考えていた
ののかは…海沿いの景色を眺めながら
でも まだチェックインまで時間あるし
どうするのかな?と気になって
運転をしてる透真に声を掛けた
「ねぇ、透真、どこに向かってるの?」
透真と目が合ってしまって
「確か、ののかはさぁ
しらすは…あまり、好きじゃなくなかった?」
「うん、好きじゃないよ?」
「そうだったよな、確か。食べる?」
「そうだね、頂きます」
手を合わせて 食べ始めると
「あれ?んんっ?」
「どうかしたの?ののか」
「大変!!大変な事が起きてるっ」
そう大きな声でののかが言って来て
「この刺身の中で、
アジが一番美味しいのですが?」
「何を言ってるの?アジは
ののかが苦手な、青魚でしょ?」
「アジは嫌いだよ!
でも、このアジ美味しいんだよ。
騙されたと思って、アジを
食べてみてっ美味しいから!」
普段から青魚が全般的に苦手で
特に生が一番ダメだと
普段から 豪語して置いて
ここに来て アジが美味いと言って来るし
「騙されたと思ってっ、いいから!」
「分かった。食べるから。
食べればいいんでしょ?食べれば」
透真がアジの刺身を食べるのを
じっとののかが見ていて
「ん?何これ?これ、アジ?」
「アジだよ?見て分からないの?」
「いや、これ、アジなの?
ののか、これ、どこで買って来たの?」
「え?真ん中の入口から入って
右にあった、お店だけど?
お刺身の単品とかもあったよ?」
そのまま透真が
単品のアジの刺身を捌いて貰って
買って戻って来たから
「ね?美味しかったでしょ?アジ」
「うん、マジでアジヤバいわッ。
やっぱ、漁港の側だと
鮮度も違うんだな、アジがここまで
美味いと思ったの俺、初めてだし」
「だよね、だってアジ苦手だもん。
でも、この味は美味しいアジだって
分かるよ。全然違うから」
昼食を済ませてそこの漁港を出て
移動の車内で美味しかったと
何度もののかが言って居たから
そのののかのテンションの
上がり具合を見ていると
口コミでここを選んで良かったなと
透真は運転をしながら考えていた
ののかは…海沿いの景色を眺めながら
でも まだチェックインまで時間あるし
どうするのかな?と気になって
運転をしてる透真に声を掛けた
「ねぇ、透真、どこに向かってるの?」