この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第3章 2月10日の話…

「ののかの頭の匂い、
嗅いでると…落ち着く…」

スゥ――ハァ―――っと
大きく呼吸を繰り返して
匂いを嗅がれているのを感じる

「透真…嗅ぎ過ぎ…ッ、匂い嗅ぎ過ぎ…
もう、そんな事してないでさ。
透真、お茶でも飲む?淹れて来ようか?」

「えぇ~?お茶、お茶要らない。
ののかがいいッ。このまま
ののかの匂い嗅いでるから。それでいい」

「はいはい、どうぞ」

こうなったら しばらく
透真が満足するまでは離れないので
ののかは抵抗するのを諦めて
彼に抱きしめられたままで過ごしていた

お湯張りが出来たと給湯器から聞こえて来て

スルッと自分をしっかりとホールドしてた
透真の腕の力が緩んだのを感じた

「どこにするか、選べてないしッ。
ののか、今日は風呂はどうする?
一緒に入る?俺と一緒に入ったらさ
また昨日みたいに、
お風呂でえっちする感じになるかもだけどさ」

「今日は、一緒に入らないし
それに、その…昨日したじゃん。
明日も、えっち…するんでしょ?
だったら…今日は…その…」

「だからってさ、
今日はえっちしなくていいって
理由にはならなくない?それ。
まぁ、明日どうせすると言えばするけど。
じゃあ、今夜は控え目ならいいの?
それに明日の朝はさ、
土曜日で休みなんだから。
早起きしなくってもいいじゃん」

この人にはえっちを
しないと言う選択肢はないのだろうか?

「ああ、でもホラ…、透真、
連泊するんだしさ、荷物の準備も
前もってしておかないと…いけないしね?」

「そんなの、明日でいいじゃんっ。
荷物の準備はさ、それこそさ
明日でも出来るじゃんか?」

そう言いながらまた
後ろから透真の腕にしっかりと
抱きしめられてしまって居て

そのまま 透真の手が
ののかの身体をまさぐって来る

「いや、それ、どんな理屈?
えっちだって、明日でも出来るってば。
ちょっと、透真。どこ触ってるの?」

「ん?ののかのおっぱい?」

「やんっ、ダメ。今日は…しないって」

グイっと透真が胸を揉んでいる手を
そこから引き剥がして
ののかがソファから立ち上がると

「お風呂、入って来るからっ。
もう、今日はおっぱいはお終いッ」

「ええ?営業終了しちゃうの?
じゃあ。昨日みたいにさ、
ののかが洗い終わった頃にさ、
俺もお風呂に入ちゃおうかな~」

/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ