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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第3章 2月10日の話…

元を正していけば
透真が毎回の様にこっちをイカせまくるから

ちょっと数回イッた位じゃ
イキ足りないって感じる様な
そんな身体にされてしまったのも
当然なんじゃないかって思ってしまうのだけど

「で、でも明日の朝に…ダルくて
起きれなくなっちゃうかも知れないし…ッ」

言ってからしまったと思った


その夜は
お約束通りに彼に抱かれた

ベットで…2回…

回数は彼としては

かなり 控え目だったけど…

昨日のが物足りなかったと言う位の濃度ので

結局 13日の日に行く

ラブホテルは決まってないままで

そのまま 仲良く寝てしまって居て

目が覚めたら 11日の10時前だった

それから シャワーをして

遅めの朝食を軽めに摂って

結局 どこに行くのかを
まだ決めてなかったから

それを透真と県内の

ラブホテルのサイトを見ながら決めて

全然 荷物もまだ

手つかずで準備してなかったら

私は小さめのキャリーバックに
二日分の荷物を用意してる最中なんだけど

冬物はかさばるし
服を入れたら割と一杯になってしまって

この中に透真にあげる
バレンタインのプレゼントを
入れるだけの容量が無くなってしまったので

可愛いサイズのキャリーは諦めて
普通のサイズのキャリーバックに
入れていた荷物をののかが移していると

透真が自分の荷物に比べて
私に荷物が大きすぎるのが
気になったのか

「ののか、二日分にしては
荷物が多すぎない?
そんなに沢山m、何持って行く気?」

「女は荷物が多い物なんですぅ~。
男の人と違って、色々必要なのッ」

「そう、怒んなくてもいいじゃん。
まだ、11日だよ?行くのはさ
13日なんだし、日もあるし、
まだ、慌てなくてもいいじゃん。
準備なんて、当日までにさ
ゆっくりすれば良くない?
それよりも、昨日は無理し過ぎだった?
俺としてはさ、昨日はさ
ののかも乗り気じゃなかたし
控えたつもりだったんだけどさ…」

え? 控える?

あれは 控えたのつもりになるの?

「透真」

「どちらかと言うと、そっちが
ののかさんの、ご機嫌を損ねちゃってる
原因だったりとかする感じとか?」

ののかがいつもよりも低い声で
透真の名前を呼んで来て
呼ばれた透真の方も何となくには
不機嫌の理由を悟ったには悟ったのだが

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