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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第4章 2月13日の午後の話
よしよしと頭を透真に撫でられて

「温泉旅館じゃなくてもさ、
ラブホテルで贅沢もたまにはアリじゃない?」

確かにお風呂のお湯は温泉じゃないけど

部屋に内風呂と露天風呂があって
あんなに大きなテレビがあって
露天風呂にプライベートガゼボまで
ついてる温泉旅館はこの広さのクラスなら…

「このお部屋と同等の、規模と
設備だったら…きっと一泊
結構しそうな気がするなぁ~」

ちゃんと岩盤浴するための
専用の服もミネラルウォーターと一緒に
岩盤浴の前にセットしてあって

「でも、男女共有の場合もあるけど、
普通の岩盤浴に行っても
透真と一緒に入れないもんね」

「嬉しそうだな、ののか」

時間があるから一緒に入ろうと言われて

「でも、本当は先にお風呂に
入ってからの方がいいんだけどね。
ああ、でもサウナもあるから
岩盤浴してサウナ入っての
無限ループもできるって事?」

「のぼせて倒れない?それ」

「えー、大丈夫だよ」

それから岩盤浴とサウナを楽しんで
着ていた岩盤浴着が汗でべったりと
張り付く様になった頃に

「折角なんだしさ、
あの露天風呂で掻いた汗を流して、
ガゼボでクールダウンする?
あっちの風呂の方にもバスタオルやら
備えつけてあっただじゃん?」

透真が熱くなったのか
そうののかに提案して来て
サウナしてる間に
ベランダのお風呂にはお湯張りはしてあるから

いつでもあのお風呂に入れる様になっている

「それにさ、もう今日はここで
ふたりで過ごすんだけなんだから。
化粧も落としちゃってもいいでしょ??」

「ああそうだね、確かに今なら
身体も熱すぎる位だから、
あそこで過ごすのに丁度いいかも…」

ののかもその提案に合意して
2人でベランダの露天風呂へと向かう

「こっちの露天風呂にもテレビがあるんだな」

でも ラブホテルのテレビだから
スイッチ入れたら多分AVなんじゃないかな

「部屋のテレビも大きかったけど、
ここのテレビも大きいんだね」

「ちょっと、悪いんだけどさ
先に身体流してて洗っててよ。
俺はその後に寛げる準備を、
先にして置くからさ」

寛げる準備って何だろう?

そうののかが考えながら
もう自分の身体を洗い始めてたから
その透真の言葉に頷くしか出来ないけど


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