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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第5章 2月13日の夜の話……*
「え。あ、もうゴム着ける感じ?」
「着ける段階でより、
今の方が良くない?それとも
ゴムフェラでもしてくれる?」
そう提案されて
露骨に嫌だって顔に出ていたらしく
「えっ、ゴムしてするの?
めっちゃゴム臭そうなんだけど」
「だから、チョコの匂いが
するんじゃないの?ゴム臭いの
苦手だってののか、言ってたし。
まぁ、6個あるし、
1個開けて試しにさ
匂いだけでも、嗅いでみたらどう?」
そう言って封を開けたゴムを
透真がののかの方に差し出して来て
「どう?チョコの匂いする?」
「ゴム臭い…何となくしなくもない」
「まぁ、だろうな…」
「でも、まぁ、パッケージは
チョコぽくもなくもないけど…」
「透真もちょっと嗅いでみてよ、
チョコの匂いなんて全然しないよ?
ゴム臭いだけじゃん、嘘つきじゃん」
どれと透真が鼻をそれに近づけて
臭いを確認すると
「ああ。言われて嗅いだら
チョコぽさを、感じなくもないな。
ゴム臭い匂いの方が勝つけど。まぁ
そう、ののかがさ、
落ち込まなくてもいいって。
でも、まぁ…ののかからさ、
ゴムをプレゼントされたのは
俺もさ、初めての事だしさ。
ありがたく、これは使わせて貰うけど。
仕切り直して、続きするでしょ?ののか」
香り付きのコンドームの匂いが
自分が想像してたのと違っていて
そこまで気落ちする事なのかと
俺としたら思わなくもないけど
ベットの上に戻って
どこからどう続きをしたらいいのかと
戸惑っている様子のののかに
上に横になる様に促した
「エッチする気分でも
無くなっちゃったの?ののか」
私には外から男の人のアレみたいに
テンションをパッと見て分かる様な
そんな物はないけどさ
私の顔を見て 透真が
それを感じ取ったようでそう尋ねて来て
ギュッと両方から膝を押さえられて
しっかりと両膝をくっつけたままで
膝の裏と踵を支えられて両足を
揃えたままで持ち上げられてしまって
ちゅうっと透真がののかの
膝に口付けを落としながら
膝の裏側に回していた手で
グイグイと膝の裏側の部分を押して来る
そのまま キスが膝から
今度は何故か足を下って行って
両手で踵と足の裏を支えられて
足の甲に左右共キスをされる