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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第5章 2月13日の夜の話……*

彼が体重を乗せて来たら
これだけ濡れちゃってるし
中に入って来ちゃうんだろうけど

入り口の際の浅い所で止まったままで
それ以上に押し入って来る気配がなくて

「それに…さ、ののかは、散々
焦らされるのも、好きでしょ?」

「ん゛っ、透真…はっ、
焦らし過ぎっ…なんだよ…ッ」

ズズッと少しずつ
ほんの少しだけ彼のペニスが
自分の中に入って来て 
またジリジリと焦らされてる

「ののか…は、それで
散々焦らしに焦らされた後に…さ。
滅茶苦茶にされるのが好きだって、
俺はそうののかの性癖をそう
理解してるつもりなんだけど?」

ズンッっとそこから
一気に沈め込まれてしまって
ののかが大きく身体を
しならせて快感に身体を捩った

「あぁ、、んっ、
やぁあぁああぁんッ…ハァ、
そんなっ、奥まで…ッ、…一気に…来ちゃ…」

「ダメだって?ダメじゃないでしょ?
まださ、ののかの一番奥の
一番いい所に届いてないでしょ?」

奥の…うずうずと疼いてる場所に
まだ彼のモノは確かに
指摘されてる通りに届いてないけど

ズルズルと抜けるか抜けないかの
ギリギリまで引き抜かれて
ヌチュヌチュと浅い浅い出し入れを
焦らす様にして繰り返される

ジンジンと焦れて
浅い部分の刺激が生み出す快感が
無い訳じゃない

ないけど 一番奥の場所が生み出す

快感とは大凡比べ物にはならなくて

「ののか、欲しい?俺のチンコで
奥…滅茶苦茶にして欲しい?」

素直に奥まで欲しいって言う程まで
まだののかも焦れても無いだろうけど

「透真…、もっとこっち…来て…欲しい。
身体…離れてるの…ヤダっ、透真ぁ」

自分の上に覆いかぶされと
ののかが透真の肩に腕を回して来て
お互いの胸と胸が当たる様に
身体を引き寄せられてしまった

お互いの身体が寄れば当然
繋がってる部分も深くなる

「あぁ、んっ、透真ぁ…ッ、
透…真…、んン、あん、透真ッ…」

「どうしたの?ののか、
そんなに、俺を呼んでどうしたの?」

繋がりながらゆったりとしたリズムで
律動をしながらののかの胸の先の
部分を透真が自分の口に含んで来て

「ののかは、一緒にするの好きでしょ?
だったら、こっちも一緒にする?」

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