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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第6章 アダルトビデオ……*

「ねぇ、透真ぁ…」

「どうしたの?ののか。
えっちなビデオ観て、
えっちな事したくなって来ちゃった?」

「そうじゃなくって、
透真に、聞きたいんだけど…。
その、透真…は、
私のその時の声…聞いてて…。
ソワソワして、落ち着かなく
なっちゃったりとか…しない?」

じっとこちらを見つめる
透真の瞳と視線がぶつかって

透真が こっちに手を伸ばして来て
グイっと身体を引き寄せられる

「俺が、ののかの、
気持ち良さそうえっちな声を聞いて…
何をいつも考えてるかって事が、
ののかは、…知りたいんでしょ」

そう透真が耳元で囁いて来て

「答え合わせ…でもしてみる?ののか」

そう言って
ベッドのリクライニングを
透真に倒されてしまってそのまま
預けていた身体もベッドの上に倒れてしまう

「折角だしさ、えっちなビデオの
…真似でもしてみない?」

そう言われて そのAVを
コピーする様にして
透真の手で同じ事をされて

そうされている内に

気持ち良くなって来てしまって

自分の口からも甘い声が漏れ出して来ていた


「ふあぁ、んっ、あんっ、あ…んんッ」

『はぁああん、あんっ、あん、アンんッ…』

「何かこうしてると…さ、
他所のカップルと一緒にラブホに来て
えっちな事…してるみたいじゃない?」

チュウ…っと胸の先に
透真が吸い付いて来て

「聞こえる?…ののか」

そう言ってAVの喘ぎ声を聞く様に促されて

その声に耳を傾けた

「あぁんっ…、あっ、ふぁ、ん、あぁん」

『あぁんっ、あんっ、ああぁ、ンんッ』

「ののかの声の方がさ、
何倍にも…俺には甘く聞こえるしさ。
気持ちも良さそうな感じにさ
ののかの声の方が、…聞こえるけど?」

「んやぁあっ、んっ、言わないでッ
んんっ、ああんぅ、やぁ…んッ」


そんなやり取りをしてる間に

それをなぞる事をしてたのも忘れて

垂れ流していたAVの声も

自分の耳に入らなくなっていて

「俺さ、ののかの…。
えっちの時の声…さ、
めっちゃ、好きだんだけど」

胸の先に吸い付きながら
クチクチと陰列を手でなぞって来られて

「んんっ、あぁあんっ、んんっ、はぁ…ん」

透真のお望み通りに
えっちな声を部屋の中に
ののかは響かせてしまって居た


 
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