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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第7章 2月14日の話

「俺…もう、
しばらくカニ見たいないわ」

そう思う程にお腹いっぱいだったのに
締めの雑炊は…別腹なのか
めちゃくちゃ美味しかって

お腹いっぱいなのに更に
それをお腹いっぱいにしてしまって居た

「しばらく…牛になりたい…かも…」

余りの苦しさにそのまま畳の上に
横になって胃を休める

「ののか、こっちこっち
こたつあるじゃん、こたつ」

そう言って透真が部屋に設置されていた
こたつに入ってスイッチをオンにして
ののかにおいでおいでとして来る

「こたつ隠れでもする?」

「さっき壁が薄いって
言ってたのダレ…なのッ。
えっちな事は…だめ…だってば…」

「夜まで…お預け?」

「ちょっとだけ…なら…良いかな…。
ここでじゃなくて…」

「ここでじゃなくて、どこで?」

食事を済ませると
城崎に戻ってとある
小さな温泉旅館に向かった

昼間に日帰りで利用できる
家族風呂をお願いしてあったので

その旅館の人に案内をして貰って

小さいながらに2人で入るなら
十分な大きさだったし

2人だけでゆっくりと
城崎温泉を満喫した

温泉の話も透真としてたから
温泉も頼んどいて良かったなって

後…ちょっとだけ…
えっちな事もした…
その…口でする感じの…

温泉を楽しんだ後は
運転を交代してくれると
透真が言ってくれたので

運転席と助手席を交代して


「こうして、カニ食ってさ。
温泉入って、温泉街走ってるとさ。
ちょっとした旅行気分だよな。
ののかが、バレンタインだからって
カニと温泉を予約してるとは
俺も思っても無かったからさ」

「まぁ、予約したの
ギリギリだったしね。
ちょうどキャンセルがあったらしくてね。
運が良かっただけだよ。
予約してたって人が
コロナになっちゃって、
来れなくなっちゃったみたいでね」

「そうだったのか、それは…
コロナになっちゃったその人には
気の毒な感じもするけど、
素直に喜んでいいのか複雑だな。
カニはそれなりに食べていたつもり
だったけど、あそこのは別格だったな。
変な高級店や、ブランドガニを謳っている
旅館のカニのプランよりも
各段にカニのポテンシャルやべぇし。
この辺りは海辺…なんだな、
少々遠回りになるけど…海沿いでも
ドライブしながら向かわない?」


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