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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第7章 2月14日の話
「ごめんね、透真。まさか
ワンルームワンガレージだって
所までは調べてなくて」

「と言うか、このホテル
外観が二階建てじゃなかった?」

「それはね、多分
部屋に入ったら分かるよ」

そう言ってののかが
部屋のドアを開いて
透真に中に入る様に促した

入口から入った場所で
透真が固まってしまって
動きが止まっていたから

車が駐車場に入って来る気配を
感じとって固まっている
透真の背後に回って背中を押して
強引に部屋の中に入れると
ドアが自動ロックされた

「何と言うか…、その、外観と
内観もハートハートしてるんだな…」

「だって、ハートのホテルって
言うんだよココ。部屋は12しかないけど
全部のお部屋がね、ハートの部屋なの。
凄くない?バレンタインにぴったりじゃない?」

確かに…目の前にあるソファも
背もたれが赤と黒のハートが二つ
重なり合ってる形になってるし
そのソファの上のクッションもハートで

その向かいに置いてある
テーブルもハート型をしている

部屋の奥に階段を見つけて
その階段の先を見上げると

「上に高さがあると思ったら、
メゾネットタイプなんだな。
そうかそれで、外観が二階建てだったのか。
確かにワンルームワンガレージで
全室メゾネットは珍しいラブホかもな」

「ねぇ、透真。
上も見に行こうよ」

促されるままに二階に上がると
メゾネットになってる
中二階の部分にベットが配置させていて

壁がプロジェクターになっている様だった

「風呂は二階にあるんだな…」

バスルームはありがちな感じで
全面ガラス張りになっているので
ここからでも中が良く見える

その中に在るジェットバスの形も
ハート型になって居るのが
ここから見ても分る様になっている

「ジェットバス好きだから、
ある所選んじゃうけど、泡風呂したいし
丸いのはあるけど、珍しいかなぁって
ハートの形のお風呂。見て見て、
泡風呂の元、ストロベリーチョコの香りだって」

透真がベット上に
視線を向けていて

「どうしたの?透真…って、あっ」

その透真の視線の先をののかが辿る

ハートの形のベッドの上には
赤とピンクのバラでハートが作られていて
そのハートの中は赤のバラのフラワーペタルで
埋め尽くされていた

「可愛い…ッ、お花、生花なの?」

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