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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第7章 2月14日の話

「あ~成程ねぇ、そう言う事か
これはアレと使えって意味か…」

袋の中身を見ながら
透真が一人で妙に納得していて

「何?どうかしたの?
透真、その袋の中身何だったの?」

そう尋ねるとニヤッと透真が
不敵な笑みを浮かべて来たので
何なんだろうと思って居たら

「ののか、手を出してくれない?」

そう言われて 促されるままに
ののかが手を出すと何かを握らされて

その握らされた手を開くと
丸まっている赤い何かで

それを 摘まんでピラッと広げると

「それ、履く?」

そう嬉しそうな顔をしながら
透真が尋ねて来て

その赤い何かは スッケスケの
真っ赤な布面積の限りなく小さい

大事な部分を何も隠さない
パンティーだと広げて分ったけど

「いや、何も隠れないし
肝心な部分がさフルオープンで
何も無いし、これ履くなら
最初から履かなくていいんじゃ…」

ふぅっと透真がため息をついて来て

「ののかは、何も分かってないんだな~。
何も履かないのと、これを履くのはさ
月とスッポン、雲泥の差だってば。
全裸よりも、変に隠される方が…
いやらしさを男は感じる生き物なんだよ…」

透真のその言葉にののかは
自分がバレンタインの為に
用意していたある物の存在を思い出した

「あ、そうだ、透真。
渡したい物があったの…これ見て。
思い出したんだけど。すっかり忘れてた」

そう言ってののかが立ち上がり
自分のキャリーバックに
衣類で包んで隠して入れていた
プレゼントの中の一つを取り出して

キラキラとした銀色のベースに
赤のハート柄の袋に入った
プレゼントらしき物をはいっと
透真に向けて差し出して来る

「バレンタインのプレゼント?」

その外包から見ても
渡して来るタイミングからしても
中身がチョコでないのは
それは透真にも分かったけど

「多分、それと一緒に使えそうだから…」


一緒に使うと…ののかが言って来て

さっきのあの下着…一緒に使える
物が中には入っているらしい

ガサッとその袋の中身を取り出すと
出て来たのは
綺麗に畳まれた赤い何かだった

「ののか、これ何?」

「透真が言ったんだよ?今。
全裸よりも、そっちの方が良いって。
とりあえず、袋から出してさ、
広げてみたらいいよ」

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