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第22章 卑劣な罠

｢これ、他の人が見たらどう思う？とても詩織が無理やりされているようには見えないよね？｣
言われてみれば確かにそうだ。
最初の場面、拘束されて服を脱がされている場面も、一見無理やりにも見えるが、詩織ははしたない喘ぎ声を上げている。

他の場面もそうだ。
詩織は俺にしがみつき、悶え、何度もイキまくっている。
挙句に俺に対する奉仕だ。
とても脅迫されているようには見えない、好きでたまらない相手じゃないと、ここまで出来ないだろう、そんな奉仕を詩織はやり遂げていた。

動画を撮られたのみならず、進んで快楽を求めているようにしか見えない自分の姿、それがさらに負い目となって詩織に重くのしかかっていた。