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第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』

もう大浴場に向かう前にここで
今着てる服から、
浴衣に着替えて行かないかと
そう仁が真奈美に対して声を掛けて来て。

もうこの場所で着てる自分の服を、
仁が目の前の真奈美に
遠慮する感じもなく脱ぎ始めてしまって。

「ちょッ…何してるんですかっ、仁さん！
せめて隣の部屋でとか
襖の陰とかで着替えて下さいよッ！！」

『別に…下着着てるんだし、
それは脱がないんだから、
ここで着替えても問題ないでしょ？
別にパンツ脱いでさ、
チンコ出すとかじゃないんだからさ。
夏のプールだったら、海パンだけとかだし。
別に男の裸なんて、どうでも良いでしょ？』

「とっ…兎に角…ッ、仁さんがあっちに
行かないんだったら…、
真奈美があっちに行きますッ」

『はいはい、覗いたりしないから。
安心してあっちで真奈美ちゃんも
浴衣に着替えてくれて良いよ？』

「だからっ、仁さんは
真奈美の事子供マンコ扱いする癖に、
イチイチ言い方がセクハラなんですってばっ！！」

『え…でも…、変に僕がだよ？
…じゃあ、あっちで
着替えて来るからって言ってさ。
洗面所とかに籠ってこそこそして
着替えた方が気持ち悪くない？』

「そっ…、それはそれで…
確かに…何か嫌ですけど…も…、
それじゃあ、何だか真奈美が
仁さんの事を襲うみたいじゃないです？」