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第22章 『初めての彼女』

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……とまぁ…柏葉と付き合う様になって


初めてセックスをした時の話を僕がすると。


ソファの上で…真奈美ちゃんが


落ち着かない感じでモジモジとしていて。



『はい、このお話はここでお終いね』


「えええ～っ、ここでお終いなんですか？
その後は、その後は…どうなったんですか？」

『その後もずっと、中学２年から
柏葉陽詩と続いてたんだったら
田淵小町とも付き合う事もないし、
萌花とじゃなくて、柏葉陽詩は
あのプロスポーツ選手じゃなくて
僕と結婚してるはずでしょ？違った？』


夏休みに初えっちをした、
柏葉陽詩と仁との交際は
順調その物の様に見えていた。


「そ…それは…そうですけど…ッ…」

『ここから先…、聞きたい？真奈美ちゃん
聞きたいって言うなら、話さなくもないけど
多分聞いて、楽しい話じゃないよここからは』


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家に来ていた柏葉と

親父が鉢合わせたのが１０月の事で。


週に３回…家に来ていた柏葉が、

家に来るのを渋る感じになって来て。

１０月の下旬には…週に３回が、

週に２回になっていて。