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第27章 『個人パーティーのサクラ』

その中に何か…頭１つ、
いや頭２つ３つ有名無名合わせて
数多に居るセクシー女優の中で
抜きん出ている”何か”が無ければ
この世界で輝けることは…難しいのだから。

そして…１度この世界に
業界に足を踏み込んでしまえば。
1本でも作品に出演してしまえば
顔もその痴態も永遠に、ネットの
世界に残り続ける…リスクがある。

実際に…萌花も…そのたった１回、
先輩に騙されて上手い事
口車に乗せられて良く分からないまま
現場に連れて来られて
出演したタイトルが原因で
個人情報や住所を特定されたりして。

コアファンのストーカーが
大学の内部に侵入して騒ぎになったりして。
その事で警察沙汰になった時に、
この件に関わった大学の関係者に
口止め料…を…半強制的に
金ではなく身体で支払わされる…
ハメになったのが…きっかけで
新しく出来た…彼氏には、
単位の為に教授を清純派なふりして
たぶらかしてる女みたいに言われて
知り合いにあることない事を言いふらされて。

同じ大学だったから…、事実ではない
噂が大学内で広がって、清純派ビッチ
みたいに…言われて身体目当ての
学生から声を掛けられることが増えて。