この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君と偽りのドライブに
第21章 2‐10:攻守



 彼の背中に両手を回して、抱き締める振りをして柔く撫でる。

「……っ……」

 汗をかく季節は終わったのに、彼の背中は湿っていた。
彼がびくりと体をしならせた。



「ちょ、有紗……」

 私は彼の咎めるような声を無視して、手をするりと回し、脇腹をなぞる。

 彼がびくびくと体をしならせ、下を撫でる手が覚束なくなってきた。



 両手で彼の胸を撫で、茶色がかかったピンク色の部分を掠めると、彼は、「あっ……!」と一際大きい声を上げて背中を丸めた。



 私は体をずらして、彼の下に潜り込んだ。
下を触っていた彼の指はあっけなく抜けた。
私は彼の体をぐっと引き寄せると、彼の左胸の敏感なところを口に含んだ。



「あり……さっ!」



 哲弥は体を引こうとするけれど、快楽に耐え切れていない。
私に手を添えられているくらいじゃ、いつだって突き放せるはずなのに。

「気持ちい?」

 私が舌を添わせたままそう聞くと、

「そのまま喋んないで……っ」

 悲鳴のような声が返ってきた。


/121ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ