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君と偽りのドライブに
第8章 1‐7:お泊まり



 久々に入る哲弥の部屋は、子どもの頃より狭く感じた。

 フェミニンな香澄ちゃんのパジャマを借りて、私は大学生のころまで哲弥が使っていたベッドに潜り込んだ。



「ごめんね、こっち借りちゃって」

「いいよ、もう俺のって感じもしないし」

 哲弥はベッドの下の床に、客用の布団を敷いた。



「今日はありがとう」

 哲弥が静かに言う。

「ううん、私も楽しかった」



 少しの沈黙が流れる。

 哲弥が言いづらそうに、

「……ほんとに俺の部屋でいいの。香澄ちゃんの部屋で……」

「気にしてないってば」



 さっき廊下で香澄ちゃんに、本当は有紗お姉ちゃんと一緒に寝たいけど、仕方ないから譲ってあげると宣言されたところだ。


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