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君と偽りのドライブに
第19章 2‐8:心から
「哲弥……っ、好きに動いてっ」
「あり、さ……! 有紗! 有紗……!」
哲弥が私の名前を呼びながら腰を振る。
はじめからハイスピードだった。
彼の手が、私と彼の繋がっているところに伸びて、溢れた愛液を指に纏わせ、クリトリスを撫で回した。
「んぁ、哲弥、そん、な、とこっ」
「やば、腰勝手に動く……」
「ね、いいから! 私はいいから!」
「駄目だ、俺、もう出ちゃう……!」
哲弥が私の唇に噛み付くようにキスをした。
乱暴に舌を突っ込み、私の舌と擦り合わせる。
それが気持ちよくて、幸せで、あんなに紳士だった哲弥が私で余裕をなくしているのが嬉しくて、私のナカが勝手にまた彼を締め付けた。
「有紗、駄目だってば……っ」
彼の怒張がこつこつと私の奥を押す度に、全身をじんじんと痺れるような感覚が襲う。
彼が捏ねくり回すクリトリスは、もう膨れ上がって、小さく何回かイッている気がした。
「駄目、出る……っ」
「いいよ、出して、私でイッて……!」
ずん、と一際大きく奥が圧されて、彼が動きを止めた。
ぐりぐりと私の腰に自分を押し付けて、もう入り切っているのに、まるでまだ奥を目指しているようだった。