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淫魔の宿へようこそ
第6章 ニコル
「はあっ、ああ……入っ…て…もっ、と…」
その言葉はおよそ純潔を失くしたばかりの女性とは思えないものでした。
ですが、それは蕩け切った彼女の表情や言葉だけではなく。
ドルードがもうここまでだろうと思っていたニコルの胎内は柔らかに変化し、官能に誘われて降りてきた子宮さえも彼を求めて吸い付いてくるようでした。
「はぁっはあっ、ああ、あっあぁっ」
彼女の喉から途切れ途切れの嬌声が絞り出されました。
それにつられるように彼が腰を進め、陰茎の残りが全て収まりニコルの最奥を重く抉りました。
「あっあっあっ、んあ、やぁ、ぁああ!」
突くというより、鈴口を押し付けては探るように捏ねくり回し、亀頭の先走りを何度も何度も塗り付ける動きでした。
ぷしゃあっ、とニコルの蜜口から愉悦の頂点である証が飛沫きました。
「くっ…」
ドルードの頭は酒にでも酔ったかのように上手く働きません。
加減することも忘れ、張り詰めた怒張はひくつく肉襞の隙間を容赦なく行き来していました。
「やッ、だめ、ぁ、またっ…イ……ちゃぁ、やらっ、やぁっっ!」
「君は奥をじっくり責められてから…こうされるのが好きだよね……?」
上体を起こしたドルードがニコルの腰の両側に拳を置き、彼女がずり上がって逃げないよう固定してから本格的な抽挿を再開しました。
サラサラした体液と粘度のある蜜が混ざり合い、白く泡立った愛液となって亀頭の括れから蜜口へと運ばれグチュグチュグチュと休み無い音と一緒に陰茎の根元へと溜まっていきます。