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淫魔の宿へようこそ
第7章 背徳を覆う淫魔の愉悦
優しい口調でしたが、それにはどこか断定的というか、有無を言わせない響きがありました。
「は…い……」
ニコルは誘われるかのように後ろを向き、両手を背もたれに付くと腰を突き出す格好になりました。
彼女のスカートの中に手を差し入れたドルードがするりと途中まで下着を下ろして彼女のお尻を撫で回し、ぐっと鷲掴みにしました。
「ぁ……っ」
冷たい空気の感触。
自分にも彼からも見えないはずですが、彼の両手がニコルの秘肉の両側を大きく開いているのが分かります。
「やっ…恥ずかしい…っ」
ニコルは体を左右に振って嫌がりました。
けれども半ばまで捲りあがったスカートで下半身を庇いながら左右に揺らす彼女の様子は、雄を誘うような素振りにしか見えません。
ドルードはその媚態を眺めながらも、舌なめずりでもしそうな表情で彼女の割れ目を指でなぞります。
そうしながらニコルに気付かれないよう細く生地の裾をたくし上げていきました。
「んっ……!」
そこは堅い蕾のように閉じていましたが、彼は自然に滑り込んだ泉の元に一本の指をゆっくり挿し入れました。
ぬるっとした感触と共に第一関節まで難なく受け入れた中を、今度はぐるりぐるりと回転させます。
「あぁあっ」
異物感に似た感触にニコルが声を上げました。