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千一夜
第10章 第二夜 パヴァーヌ ⑥

「絶対に女の子」
私はそう言って主人のペニスを握った。果てた後の主人い柔らかいペニスも私は大好きだ。
「男だったらどうする」
「仕方ないわよね」
「仕方ないなんて言ったら生まれてくる俺と飛鳥の子供に失礼だぞ」
「じゃあ、どう言ったらいいの?」
「健康で元気な赤ちゃんを授かりますように、だな」
「健太って意外に語彙が少ないのね、それで」
「それでよく東大合格できたわね、というのは聞き飽きたよ」
三人目を授かるためのセックス。私はどうしても女の子が欲しい。
「ねぇ、健太の友達に教育評論家とかいないの?」
「いないね。教育何とかという人間との付き合いがそもそもない。教育評論家に何か用でもあるのか?」
「小学校の低学年でも反抗期ってあるのか訊いてみたいの」
「翔太のことか?」
「翔太は屁理屈ばかり言うし、最近は私に口答えとかするのよ。俊太はお兄ちゃんの真似をするし、もう最悪」
「だから女の子が欲しい?」
「そう、私の味方」
「俺だって飛鳥の味方のつもりなんだけど」
「それじゃあ、翔太と俊太を毎日会社に連れって」
「無理だな」
「でしょ。それに何ていうのあの子の言い方がどこかの誰かに似てるのよ」
「俺って言いたいのか」
「そう、健太にそっくりなの。生意気な言い方するのよ、翔太のやつ。勉強はしないくせに」
「俺は生意気じゃないぞ」
「健太には自覚がないのよね。超むかつくときあるんですけど」
「エッチのときか?」
「エッチのときはいいの」
エッチのときは主人から罵られたい。でもそれを主人に言うことはできない。
「どんなときだ?」
「もうそれはいい。でももう一つだけ」
「何?」
「エロかんのこと」
「先輩がどうしたんだ?」
「東大工学部を出て国立大学の助教授までなった人が、小学生に(英雄色を好む)なんてことわざを教えているのよ。それってありなの?」
「さぁな」
エロかん(関一夫)は、暇なとき我が家に来て翔太と俊太の家庭教師をしている。
「さぁなじゃないわよ。翔太も俊太もエロかんの話を真剣に聞いていたのよ。何であの真剣さが勉強にでないの。算数とか理科を教えてほしいのに(英雄色を好む)なんて受験に必要なの。あのエロ爺まじでむかつく」
「英雄色を好むか。聞いてみたいな、先輩の話」
「ばか健太」
私はそう言って主人のペニスを握った。果てた後の主人い柔らかいペニスも私は大好きだ。
「男だったらどうする」
「仕方ないわよね」
「仕方ないなんて言ったら生まれてくる俺と飛鳥の子供に失礼だぞ」
「じゃあ、どう言ったらいいの?」
「健康で元気な赤ちゃんを授かりますように、だな」
「健太って意外に語彙が少ないのね、それで」
「それでよく東大合格できたわね、というのは聞き飽きたよ」
三人目を授かるためのセックス。私はどうしても女の子が欲しい。
「ねぇ、健太の友達に教育評論家とかいないの?」
「いないね。教育何とかという人間との付き合いがそもそもない。教育評論家に何か用でもあるのか?」
「小学校の低学年でも反抗期ってあるのか訊いてみたいの」
「翔太のことか?」
「翔太は屁理屈ばかり言うし、最近は私に口答えとかするのよ。俊太はお兄ちゃんの真似をするし、もう最悪」
「だから女の子が欲しい?」
「そう、私の味方」
「俺だって飛鳥の味方のつもりなんだけど」
「それじゃあ、翔太と俊太を毎日会社に連れって」
「無理だな」
「でしょ。それに何ていうのあの子の言い方がどこかの誰かに似てるのよ」
「俺って言いたいのか」
「そう、健太にそっくりなの。生意気な言い方するのよ、翔太のやつ。勉強はしないくせに」
「俺は生意気じゃないぞ」
「健太には自覚がないのよね。超むかつくときあるんですけど」
「エッチのときか?」
「エッチのときはいいの」
エッチのときは主人から罵られたい。でもそれを主人に言うことはできない。
「どんなときだ?」
「もうそれはいい。でももう一つだけ」
「何?」
「エロかんのこと」
「先輩がどうしたんだ?」
「東大工学部を出て国立大学の助教授までなった人が、小学生に(英雄色を好む)なんてことわざを教えているのよ。それってありなの?」
「さぁな」
エロかん(関一夫)は、暇なとき我が家に来て翔太と俊太の家庭教師をしている。
「さぁなじゃないわよ。翔太も俊太もエロかんの話を真剣に聞いていたのよ。何であの真剣さが勉強にでないの。算数とか理科を教えてほしいのに(英雄色を好む)なんて受験に必要なの。あのエロ爺まじでむかつく」
「英雄色を好むか。聞いてみたいな、先輩の話」
「ばか健太」

