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千一夜
第14章 第三夜 春の雪 ④
「でも」
「でも……でも何ですか!」
 草加は「でも」の次の言葉に期待した。
「でも、ちょっとだけならいいかも……って私が言うとでも思いました?」
「思いました」
 もうこれは揶揄いなんかではなく、ばかにされているのだと草加は思った。
 草加は沖野の顔ではなく、はち切れそうな沖野の登山シャツの胸の部分だけを見ている。もう草加には失うものなど一つもない。沖野からはエロ教師と言われ、沖野の胸をチラ見していたこともばれている。飛び掛かってミサイル部隊を制圧する。草加は決心した。
「まさかとはと思いますけど、私に飛び掛かろうとしてます?」
 草加は自分の中に存在する沖野のスパイを恨んだ。
「すみませんでした」
 草加はあっさりと決心を翻した。
「エロ教師草加隼太、犯罪者にならなくてよかったね」
「……」
 草加は正座したまま沖野の胸ではなく、下を向いて床を見ていた。
「ねぇ、エロ教師」
「一つだけお願いしていいですか」
「何?」
「エロ教師だけは勘弁してください」
「どうして?」
「何と言いましょうか……そう言われる度にですね、二年三組の子供たちの顔が浮かぶんですよ。そうなるとですね、子供たちからもエロ教師と言われているような感じがするんです。確かに俺なんか立派な教師なんかじゃないですけど、エロ教師と言われますとですね、心に爆弾が落とされたみたいになるんです。めちゃくちゃ嫌な感じです。ですから勘弁してください」
 草加は床に頭をつけて沖野に頼んだ。
「わかったわ、エロ教師」
「わかってないですよね」
「隼太、責任取れる?」
「責任……責任ってなんのことでしょう?」
「責任は責任」
「責任……」
「赤ちゃんとかできたらどうしてくれるの?」
「赤ちゃん!」
「私が妊娠したらどうしてくれるのか訊いているの」
「……」
 おっぱいを揉むだけでは赤ちゃんはできない、沖野は何を言っているのだろうか? 草加は考えた。沖野はエッチ、つまりセックスのことを言っている。でなければ赤ちゃんなんてワード出てくるはずがない。と言うことは責任を取ると自分が断言すれば……沖野と……エッチができる……?
「隼太はどうしてくれるんですか?」
「取ります!責任ばっちり取ります!やらせてください、じゃなくておっぱい揉ませてください!」
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