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千一夜
第14章 第三夜 春の雪 ④
 責任ならいくらでも取れる。可愛くて爆乳の沖野となら地獄でも一緒になりたい。ここが天国か地獄なんかはもう関係ない。ひょっとしたらまだ自分は生きているかもしれない。草加の中でその境界線がごちゃまぜになっていた。
 草加は正座したまま沖野の方に近づいた。餌を待たされている雄犬のような気分だ。いや間違いなく今自分は雄の犬だ。待ちきれない。早くくれ。食事を前にして「待て」なんて動物虐待だぞ。と草加は怒りの言葉を心の中で繰り返した。
「隼太、もうちょっとこっちに来て」
「……」
 沖野が草加を手招きした。草加にそれを断る理由なんかない。草加は正座したまま両手を床について前に進んだ。
「隼太、ちょっと見せて」
 沖野はそう言うと草加の顔を覗き込んだ。
「俺の顔に何かついていますか」
「ちょっとね」
「……」
 沖野は草加の顔の中に何かを探していた。
「はいOK」
「何がOKなんですか」
「隼太が鼻血とか出していたら引くでしょ。隼太はエロ教師だけど二年三組の男子生徒じゃないんだから」
「鼻血? ……二年三組……の男子……」
 どうしてこの女は自分の痛いところをいつまでも責めるのか、草加は一瞬萎えかけた。一瞬だけ。本当に一瞬だけ。
「優しく揉んでくださいね」
「わかりました。それじゃあ、いただきます」
「ふふふ」
 沖野から笑い声が漏れた。草加にはもうそうなことはどうでもよかった。笑われようが罵倒されようが、自分には沖野の大きなおっぱいを揉む権利がある。草加は躊躇うことなく両手を沖野に伸ばした。
 形と大きさを手で確認するために、草加は沖野が着ている登山シャツの上にそっと手を置いた。手が収集した沖野の情報は、脳には伝えらず草加のペニスに送られた。すでに草加のペニスは勃起状態であったが、さらに手が伝えた情報によって硬さを増した。
 ペニスに送られた情報は、草加が目で確認したものとほぼ同じであった。大きくて、それでいてふんわりとしていて、形も最高で……。
 確認作業その二、少し揉んでみる。
 めっちゃ柔らかい……でもって弾力があって……そして若さの張りもある。やばい、鼻血が出るかもしれない。草加は不安になった。でも鼻血が出たら出たで構わない。なぜなら自分には沖野おっぱいを揉む権利がるのだ。
 正々堂々と揉んで、正々堂々と鼻血を出せばいい。
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