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千一夜
第16章 第三夜 春の雪 ⑥
「ごめんなさい」
 草加は速攻で謝った。
「来ていいわよ」
「えっ?」
「だから来ていいわよ」
 草加は急いで頭の中を整理した。敗北決定=トイレでオナニーのコース……が逆転したのだ。
「いいということはいいということね」
「締め切り十秒前」
「締め切り?」
「九秒」
「行きます!」
 草加は布団を剥ぎ真利亜に飛び掛かろうとした。あと数㎝のところで草加の体が止まった。
「どうしたの?」
「真利亜、悪いんだけど、上半身だけ体を起こしてくれないか?」
「どうして?」
「それからパジャマを脱いで俺に真利亜のおっぱい見せてくれ」
「何で?」
「だって正面から真利亜の美しくておっきなおっぱい見たいんで」
「超面倒なんですけど」
「そこを何とかお願いします」
 草加は頭を下げた。
「いやだと言ったら?」
「お願いします!見たいんです、国宝真利亜のおっぱいを!」
「ふふふ、国宝?」
「いや世界遺産です!」
「ふふふ、いいわよ」
「ありがとうございます!」
 真利亜がパジャマのボタンを外してパジャマを脱いだ。草加はぽかんと口を開けたままそれを見ていた。見事な間抜け顔を草加は真利亜に晒していた。
 大きく膨らんだ薄橙色の二つの風船。淡紅色の乳輪は少し大きくて、それに囲まれた薄紅の乳首は摘まんでもしゃぶってもおいしそうな可愛いお豆のようだ。そして真利亜の大きな乳房は地球の引力にもまだ負けていない。
「頂きます!」
 草加は真利亜の胸に飛び付いた。右左、左左右、右右、そしてまた右、草加はそうやって真利亜の左右の乳首をしゃぶった。いや、むしゃぶりついた。いやいや荒々しくしゃぶった。もちろん真利亜の乳房を揉みながら。
「隼太、もう少し優しくしてよ。痛いし、鼻息荒いし、キモいし、最悪なんですけど」
「……」
 草加には真利亜に答える余裕はない。草加が見ているものは真利亜のおっぱいだけ。
「……ちょっと、ちょっとふんがふんが豚みたいな声出さないでよ」
「……」
 草加にとって今一番大事なことは真利亜の爆乳を堪能すること。真利亜の声などほとんど耳に入っていない。
「獣に犯されてるみたいで気持ち悪い」
「獣? 俺が?」
「そう。今隼太は獣と同じよ」
「俺は獣なんだ!」
 草加は真利亜の両腕をとってばんざいさせると真利亜の脇の下に顔を入れた。
「変態!」

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