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千一夜
第21章 第四夜 線状降水帯 ⑤
 食事を終えると伊藤と燈はテラスで酒を飲んだ。海も夜のとばりの中にひっそりと消えていた。波の音も潮風もないそんな夜。伊藤と燈は宿の浴衣を着ている。二人とも浴衣の下には何も身に着けていない。
「燈は日本酒も飲めるんだな」
「このお酒美味しいです。私、お酒は何でも好きです」
 燈は食事のとき、ビールとハイボールを飲んでいた。
「酔っぱらったのか?」
「酔ってませんよ。どうしてですか?」
「燈が酔っぱらったらやれないだろ」
「先生のエッチ」
 燈はそう言うとワイングラスの北雪を一気に喉に流し込んだ。
 酔った燈をやったことは一度もない。酒に酔った燈をやれるチャンスだ。酔った燈はどんな反応をするのだろうか。伊藤は燈を見ながらそう思った。
「燈、来なさい」
 伊藤は隣に座っている燈にそう言った。
「……」
 燈は何も言わず、卑猥な目だけを伊藤に向けて伊藤の膝の上に座った。燈は伊藤の首に両手を回すと伊藤にキスをした。伊藤は燈の乳房を揉む。決して大きくはないが、小ぶりな燈の乳を伊藤は優しく揉んだ。揉みながら乳首を弄ると燈の体がひくひくと敏感に反応した。
 酔っても燈の体はとても感じやすい。いい女だと伊藤は思った。
 伊藤は燈の首筋を舐めた。敏感な燈の体がまたピクリと反応する。湯上りの若い女の肌の匂いがした。辛うじて普段使っている燈のシャンプーの匂いが伊藤の鼻孔をかすめたが、コロンをまとっていない燈そのものの匂いが伊藤を更に興奮させた。
「燈は凄い女だよ」
「えっ?」
「触ってごらん」
 伊藤は燈の手を掴むと、そのてを自分の肉棒に誘った。
「おっきくて硬い」
「燈のせいだ」
「私のせい?」
「そう、全部燈が悪いんだ」
「私が悪い?」
「スケベな女だということだ」
「先生のエッチ」
 燈は伊藤の乳首を弄りだした。伊藤の乳首を悪戯しながら、燈のいやらしい目は伊藤の反応を探った。自分の刺激に耐えながら目を瞑っている伊藤を見て、燈は満足した。
 燈は伊藤の乳首を舐め始めた。伊藤の右の乳首を舐めるときは左の乳首を指で弄る。左の乳首を舐めるときは右の乳首を弄る。もちろん伊藤の反応を窺うことも燈は忘れない。
 伊藤は燈の好きなようにさせている。それをいいことに燈は伊藤の肉棒に手を伸ばしてきた。伊藤の肉棒を掴むと燈は軽くしごき始めた。
 燈が伊藤の体を支配する。
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