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千一夜
第23章 第四夜 線状降水帯  ⑦
 伊藤は正常位で挿入するためにルナの脚を広げた。仰向けになっているルナは一瞬「舐めなくていいの?」という目を伊藤に向けたが、ベッドの中で主導権を握るのは伊藤だ。伊藤の好きなようにさせる。ルナが一番気にしなければならないのは伊藤の気分である。伊藤の機嫌を損ねるようなことでもしたら、自分の生活に支障をきたす。
 伊藤は右手で肉棒をギュッと握り、肉棒の先をルナの秘部に当てた。亀頭にルナの雌汁をたっぷりつける。右手で掴んだ肉棒をルナの割れ目に沿って上下に動かした。いつ見ても綺麗な割れ目だと伊藤は思った。割れ目の美しさだけなら間違いなく希よりルナの方が上だ。もちろんそんなこと希にもルナにも伊藤は言えない。
 ルナの秘穴に肉棒の先を押し込んだ。ヌルっと入っていく伊藤の肉棒の先。ルナの入り口で伊藤の亀頭が締め付けられる。伊藤はこの瞬間がたまらなく好きだ。そして徐々に肉棒をルナの膣奥まで潜り込ませる。それから伊藤は一心不乱で腰を振った。ルナのま×こを突いて突いて突きまくった。
 初めてマスターベーションを覚えた中学生のようだった。止めることができない。いや止まらないのだ。それだけ伊藤は女の体に飢えていた。
 伊藤は自分の口でルナの口を塞いだ。舌をルナの口の中に入れる、と同時に伊藤の舌はルナの口の中で暴れ出した。ルナは喘ぎ声を漏らすこともできない。伊藤の激しさにルナは顔をしかめている。
 伊藤の両手が遊ぶことなどない。伊藤の手はルナの爆乳を強く揉む。そうすることでルナが感じているのかどうなのかはわからない。今伊藤にとって大切なことは、自分の快楽ことだけだ。ルナのことを考える余裕などない。
 今ルナは伊藤の性欲の捌け口に過ぎない。口を塞がれて乳房を揉まれながらま×こを突かれている。いつもとは違う伊藤に戸惑いながら、伊藤の肉棒が膣壁に当たるたびにルナはいきそうになった。「いくいく!いっちゃいそう!」ルナは心の中でそう叫んでいた。
 欲望のままピストン運動を続けている伊藤にも発射の瞬間が訪れようとしていた。その射精で伊藤は終わらない。次はルナに犬の格好をさせようか、自分が下になりルナを上にして腰を振れと命じるのも悪くない。いずれにせよ、今日はたっぷりルナの体を愉しむ。伊藤はそんなことを思いながらルナの膣中に精液を放出した。
 射精の後、伊藤はルナと繋がったままルナの乳首をしゃぶった。
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