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千一夜
第25章 第四夜 線状降水帯 ⑨

セクシー男優のように体位をいろいろ変えて最後にフィニッシュというわけにはいかない。伊藤は不特定多数の誰かに自分のセックスを見せているのではない。伊藤は裕子を後ろから突いて果ててしまった。終わった二人は体を寄せてホテルの天井を見ている。裕子は早くいった伊藤をなじることはしなかった。ただ……。
「伊藤君、見せてほしいものがあるの」
「何だよ見せてほしいものって?」
「伊藤君のオナニー」
「僕のオナニー? そんなの見てどうするんだ?」
「伊藤君、オナニーいつからしてたの?」
「中学一年生からだな」
伊藤は即答した。裕子に嘘を言っても仕方がない。
「そんなときからオナニーしてたの? 何を想像してオナニーしたの?」
「決まってるだろ、女の裸だよ。ついでに言えばま×こを想像していたな。女の割れ目は、男が永遠に求める秘境だよ、ま×こ。中学の男子なんてそんなものだ。今も昔も変わらない」
「誰の裸?」
「そのとき気になっていた女の子さ」
「私でオナニーしたことある?」
「ない。だってそうだろ、橘はエロから遠い位置にいたんだ。成績優秀の橘のことを想像しながらちんぽに手なんか伸ばせないさ」
「伊藤君も成績優秀だったじゃない?」
「僕の成績なんてお前の足元にも及ばなかった。橘に成績で勝とうなんてやつはいなかったよ。無謀なチャレンジは時間の浪費だ」
「じゃあ高校時代、伊藤君は誰のことを想像してオナニーしたの?」
「付き合っていた女だな。オナニーだけじゃなくて週に一回会ってやってたよ」
「バカ」
「男はみんなバカさ。ところで優等生の橘はオナニーなんてしなかっただろ?」
「ふふふ」
裕子は意味深な笑いをした。
「まさかしてたのか? オナニー」
「してたわよ」
「まじかよ!」
伊藤は驚きのせいで声が大きくなった。
「ふふふ」
「で、優等生だった橘のおかずは何だったんだ?」
「おかずって何よ?」
「何を想像してオナニーしてたのかって言うことだ」
「決まってるじゃない」
「決まってる?」
「伊藤君とエッチをしたときのことを想像してたわ」
「僕と?」
「そう、伊藤君とのエッチ」
「橘の想像の世界で僕は橘に何をしたんだ? スケベな僕は橘に何をしたのか知りたいね」
伊藤は裕子の想像の世界を覗きたくなった。
「聞きたい?」
「もちろん」
「じぁあ教えてあげるわ。ふふふ」
「伊藤君、見せてほしいものがあるの」
「何だよ見せてほしいものって?」
「伊藤君のオナニー」
「僕のオナニー? そんなの見てどうするんだ?」
「伊藤君、オナニーいつからしてたの?」
「中学一年生からだな」
伊藤は即答した。裕子に嘘を言っても仕方がない。
「そんなときからオナニーしてたの? 何を想像してオナニーしたの?」
「決まってるだろ、女の裸だよ。ついでに言えばま×こを想像していたな。女の割れ目は、男が永遠に求める秘境だよ、ま×こ。中学の男子なんてそんなものだ。今も昔も変わらない」
「誰の裸?」
「そのとき気になっていた女の子さ」
「私でオナニーしたことある?」
「ない。だってそうだろ、橘はエロから遠い位置にいたんだ。成績優秀の橘のことを想像しながらちんぽに手なんか伸ばせないさ」
「伊藤君も成績優秀だったじゃない?」
「僕の成績なんてお前の足元にも及ばなかった。橘に成績で勝とうなんてやつはいなかったよ。無謀なチャレンジは時間の浪費だ」
「じゃあ高校時代、伊藤君は誰のことを想像してオナニーしたの?」
「付き合っていた女だな。オナニーだけじゃなくて週に一回会ってやってたよ」
「バカ」
「男はみんなバカさ。ところで優等生の橘はオナニーなんてしなかっただろ?」
「ふふふ」
裕子は意味深な笑いをした。
「まさかしてたのか? オナニー」
「してたわよ」
「まじかよ!」
伊藤は驚きのせいで声が大きくなった。
「ふふふ」
「で、優等生だった橘のおかずは何だったんだ?」
「おかずって何よ?」
「何を想像してオナニーしてたのかって言うことだ」
「決まってるじゃない」
「決まってる?」
「伊藤君とエッチをしたときのことを想像してたわ」
「僕と?」
「そう、伊藤君とのエッチ」
「橘の想像の世界で僕は橘に何をしたんだ? スケベな僕は橘に何をしたのか知りたいね」
伊藤は裕子の想像の世界を覗きたくなった。
「聞きたい?」
「もちろん」
「じぁあ教えてあげるわ。ふふふ」

