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千一夜
第25章 第四夜 線状降水帯 ⑨
「……」
 伊藤のことを想像しながら裕子は自慰行為をしていた。もちろんそれを聞いて伊藤の気分が悪くなるわけはない。裕子の想像の世界で自分を何をしていたのだろうか。予想はつくが直接裕子の口からそれを聞きたいと伊藤は思った。
「伊藤君とキスをするの」
「それだけ?」
「話は最後まで聞いて、お願いだから」
「悪かった」
「キスをしながら伊藤君は私の胸を触る。やがて伊藤君の手は私の制服の中に入って来て、ブラジャーの中にも入って来るの。私の胸は伊藤君の手で優しく揉まれる。それから伊藤君の指で私の乳首は弄られる。こんな感じよ」
 そう言って裕子は自分で自分の胸を揉み、そして乳首を弄った。その様子を伊藤は黙って見ていた。
「……」
 話は最後まで聞くと伊藤は約束した。だが、そんな約束の必要はなかった。伊藤は裕子の手と指の動きから目を離すことができなかったのだ。女とはいろいろな形で交わって来た。女のオナニーも目の前で見たことはあったが、裕子の自慰行為は別物だった。
 裕子は自分のま×んこを伊藤に見せるために両脚を広げた。
「伊藤君のもう一つの手はもちろん私のおま×こに伸びてくるの。割れ目に沿って伊藤君は優しく指を動かしてくれるわ。私はそれだけでいきそうになるの」
 裕子は言葉通りに手を自分の秘部に伸ばして、割れ目の中に指を入れた。裕子は薄い陰毛を伊藤のために剃っている(これは伊藤が裕子にリクエストしたのだ)。
 ま×こ穴に入れた裕子の指が動くごとにクチュクチュと言う音が伊藤に聞こえた。女穴に入れている指は右手の中指だった。
 裕子がま×こ穴から中指を抜くと、指に白濁した裕子のま×こ汁が付いていた。
「ねぇ伊藤君、私のおま×この匂いを嗅いで」
 裕子はそう言って、右手の中指で伊藤を誘った。裕子に魔法をかけられた伊藤は、顔を突き出しながら裕子に近づいた。そして鼻先を裕子の右手の中指に付けた。男の欲情に油を注ぐ匂いだった。世間でよく言われる乳製品の発酵臭。
 このときばかりは男はま×この匂いを嗅ぎ分けるソムリエになる。乳製品にもいろいろあるようにま×この匂いにもいろいろある。伊藤はクンクンと鼻の穴を膨らませたりして裕子のま×この匂いを嗅いだ。
 熟した女の発情臭は少しだけ匂いが強かった。あっさりした匂いより少々きついくらいの匂いが伊藤の好みだ。
「いい匂いだ」
 伊藤はそう言った。
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